京都には3つの特別史跡
- 鹿苑寺(金閣寺)庭園
- 慈照寺(銀閣寺)庭園
- 醍醐寺三宝院庭園
がありますが、桜の季節は醍醐寺の三宝院庭園の鑑賞を忘れてはいけません。
そんな特別史跡がある醍醐寺の桜の現在の状況、醍醐寺駅からのアクセスと混雑する受付での注意点を紹介したいと思います。
特に、ギリギリで受付になりそうな方は、しっかりと確認をしてください。
醍醐寺の桜現在の状況
醍醐寺の桜は、満開とまではいきませんが、4月2日(土)はどこの桜ももう少しで満開といった状況でした。
- 三宝院の「太閤しだれ桜」
- 清龍宮本殿の桜
- 五重塔の桜
- 弁天堂の桜
- 仏像展示がメインの霊宝館の桜
など、全ての桜がほぼ見頃。
桜の写真を撮影する場合も、人々を一緒に撮影することを前提にしないと撮影できないくらい混雑しています。
- 三宝院
- 西大門より奥にある、「清龍宮本殿、五重塔、弁天堂」
- 霊宝館
は有料にも関わらず、桜鑑賞の人たちでごった返していました。
醍醐寺は、以前書いた京都の世界遺産の口コミランキングの記事では、口コミ数が少なくランキングが低かったため、ここまで混雑するとは想像していませんでした。
が、とんでもなく混雑しています。
桜を鑑賞する場合は、既に見頃を迎えている状況ですので、もし行かれる場合は急いだほうが良いと思います。
桜が散り始める状況から、桜吹雪を見るのが楽しみの人もいると思いますが、既に桜吹雪が見られる状況です。
桜の木によっては、まだこれからという木もありましたが、全体的な印象としては、4月3日の週を逃すとキレイな桜鑑賞は難しいと思います。
醍醐駅からのアクセス時注意点
醍醐駅からはコミュニティバスで醍醐寺までアクセスが出来ますが、桜がキレイな今の時期は、コミュニティバスがいつ戻ってくるのかがわからない状況だと、係りの方が説明していました。
ですから、10分~15分ほど歩きますが、醍醐駅からは徒歩で醍醐寺まで行ったほうが断然早くに到着できます。
また、タクシーでのアクセスという方法もありますが、醍醐寺前までタクシーで寄せるには、混雑しすぎていて時間がかなりかかります。
人の流れに付いていけば、醍醐寺に到着しますので、歩ける人は徒歩でアクセスするようにしてください。
醍醐寺の受付での注意点
醍醐寺の総門をくぐると、すぐ左手に三宝院の受付があります。この受付では、三宝院だけでなく、伽藍(西大門以降)、霊宝院のチケットも販売していますので、一緒に購入しておくことをおすすめします。
三宝院の受付は並んでいます。
三宝院での注意点
醍醐寺を初めていかれる方は三宝院に入場してから、さらに特別公開の
- 純浄館
- 本堂
- 奥宸殿
まで鑑賞することをおすすめします。
表書院の先で1人1000円を支払う必要がありますが、京都に3つある史跡の1つを鑑賞したいのであれば、プラス1000円で奥に行ってください。
桜鑑賞以外にも、作庭の手法や見所も説明してもらえるのも
ただ、説明には時間がかかるので、時間に余裕がある状態で行ってください。
伽藍での注意点
三宝院受付で一緒にチケットを購入していない場合は、西大門手前で行列に並ぶ必要があります。
また西大門以降は、かなり鑑賞する建造物や桜が多くあり、時間がかかるので早目の鑑賞をおすすめします。
霊宝院での注意点
霊宝院の受付は、三宝院や西大門ほどの行列ではありませんが、もし三宝院の受付でチケットを購入していない場合は、こちらでも再度並ぶ必要があるので、先に回るかどうかを決めておきましょう。
特別公開中の仏像等も公開している機会しか見れませんが、桜もかなりの迫力がありますので、無料で回れる範囲のお花見だけよりも、満足度は高いと思います。
さいごに
醍醐寺の桜は、サイズが大きくてどのように撮影したら良いのかが全く掴めませんでした。
肉眼で見た迫力と、写真に収めた様子とでは、印象が全く違いますので、ぜひ写真撮影に忙しくならずに、じっくりとお花見を楽しんで来てください。
真剣にお花見をしていると、混雑しているにも関わらず、みなさん気を使ってくださり、ゆっくりと鑑賞できますよ。
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