京都が一望できる将軍塚の桜はガラ空き穴場スポット!

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青蓮院の飛地境内にある将軍塚の桜。

ここは京都市内が一望でき、桜の名所として有名です。現在ガラスの茶室(展示継続かは検討中とのこと)も展示されています。

  • 桜鑑賞
  • ガラスの茶室
  • 大日堂の青不動
  • 京都一望

の四つの見どころが、コンパクトな境内に納まっています。

今回は、この将軍塚の桜を鑑賞してきましたので、紹介したいと思います。

桜の名所なのに意外とガラガラな将軍塚

なぜガラガラ?

京都駅から将軍塚まで行くには

  1. タクシーを使う
  2. 円山公園までバスで移動しそこから東山トレイル道を徒歩で登る

という方法でしかありません。

ですから、桜の名所として有名にも関わらず「ガラガラ」なんですね~。

京都駅からタクシーを使うと

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京都駅からタクシーを使うと、おそらく2,000円ほどだと思います。

おそらくと書いたのは、京都駅から将軍塚に向う途中、山科にある東山浄苑でお墓参りをしてから再びタクシーの乗り将軍塚に行ったためです。

京都市内のバス乗り放題が1日500円ということを考えると、タクシーで2,000円は高めですね。

バスを使う場合

バスを使う場合は、降りるバス停は「祇園」

系統番号は

  • 100
  • 206

のどちらかのバスに乗車します。

バスを降りてからは、円山公園の南側道路を東にずっと歩いて歩いて、一番奥にある「長楽寺」を目指します。

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長楽寺脇から「東山コース」という山道を将軍塚まで登ります。途中案内看板が設置されているため、迷うことはありません。

ただ、注意点があります。それは

  1. 歩いて30分かかるので荷物は軽め
  2. 山道でも滑りにくいスニーカーを履く
  3. 雨の後は滑るので注意
  4. 日陰になるので、肌寒い日は寒い!
  5. 急こう配の場所もあるので、高所恐怖症(私の奥さん)の人はビビる

ということ。

普段歩いていない人は、気楽に歩いて行こうとすると疲れますね。

実際には、将軍塚から円山公園までは下ってきたので楽ちんでしたが。

コースの様子は後半で。

到着した時間は?

到着したのが、12時45分。

金曜日といっても桜が満開の時期の昼間です。なのに「ガラガラ」

もっと混雑しているものだと考えていました。

まずは青龍殿青不動

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まずは青龍殿の青不動にお参りです。

ただ青不動の本物は御開帳じゃないと見れないので本物ではありません。

青不動尊の撮影は禁止されていますが、内部空間の撮影はOK。

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ということで、撮影してきました。コの字型に畳が敷いてあり観客席のように段がついています。

開放的な空間です。

ガラスの茶室鑑賞

 

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清水寺の舞台の4.6倍もの広さ(面積:1046㎡)がある木造大舞台。その真ん中にガラスの茶室が設けられています。

このガラスの茶室は、世界に最も影響を与える創り手の1人「吉岡徳仁」氏の作品

「吉岡徳仁 ガラスの茶室-光庵」

2015年4月9日から展示されていて、展示終了間近です。

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訪れた日がたまたま雨だったため、偶然舞台に写り込む茶室とともに、曇り空に溶け込むしっとりとした雰囲気の茶室を鑑賞できました。

舞台に写り込む茶室も良い感じですね。

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にじり口もガラスです。

ガラスという素材を活かし、野点とは違う自然との調和といった感じです。

ガラスの支えに使われているステンレスが錆ついていく様子を想像して、それはまた良い趣の茶室になりそうだなと思いました。

この茶室、展示しているだけではもったいないですね。

大舞台からの景色

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大舞台から見る京都市内は素晴らしいですね。

曇り空にも関わらず、この大パノラマは圧巻でした。といってもパノラマ写真は撮影し忘れました…

晴天や夜景ならもっとすごいでしょうね。

展望台からの桜鑑賞

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将軍塚の奥に行くと展望台があり、桜を上部から鑑賞できます。

なんとか桜がたくさん咲いている様子を撮影しようと試行錯誤してきました。

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ガラスの茶室や青龍殿と一緒に見る桜も良いですね。

誰も写ってないですよ。

こんなにキレイな桜、お花見来たほうが良いですよね。

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展望台を降りると将軍塚があります。

まあ、丘ですね。

将軍塚から円山公園へ下る

将軍塚までタクシーで来たので、円山公園まで徒歩で下ります。

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将軍塚の門を出てから、門を背にして歩きます。

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すると右手に「京都一周トレイル」という標識がすぐにありますので、そこから山を下ります。

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途中の案内標識を確認しながら歩きます。

必ず標識を探しながら歩くようにしてくださいね。見落とすと、下りる場所が全然違ってしまいます。

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整備されているので歩きやすいです。

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こんな森の中です。

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お地蔵さんが祀られていたりします。

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ちょっと不安な橋。

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降り口が近づくと

  • 円山公園方面
  • 知恩院方面

と案内がわかりやすくなっています。この看板が確認できたらもう少しです。

なんとなく、下の様子がわかるようになってきますので、後はひたすら歩くのみ。

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円山公園到着~。

さいごに

将軍塚は、たまにバスで訪れる団体客がいるくらいで、桜もガラスの茶室も青不動も、京都市街の景色も思う存分堪能できます。

京都市内の観光地はどこも混雑している印象でしたが、こんなにも良い場所でガラガラなんて意外でした。

紅葉の季節もキレイだということなので、また秋に訪れたいと思います。

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