秀吉の没後、秀吉夫人のねねが開祖した高台寺。その「しだれ桜」が有名ということで行ってきました。
高台寺の桜鑑賞の後は
- 白川一本橋
- 岡崎疎水の桜
- 平安神宮
といったコースを徒歩で観光。なかなかのおすすめコースなので、紹介したいと思います。
ご覧ください。
高台寺の桜
しだれ桜鑑賞
円山公園からねねの道を歩き高台寺まで来ました。
階段を上るとしだれ桜が見えます。
金曜日の15:00頃。まあまあ人がいます。
遺芳庵。
この竹の竪樋が面白いですね。金閣寺では池に落とすようになっています。
観月台を見ながら書院に向います。
クツを脱いで書院から方丈へ行くと目の前に「しだれ桜」が現れます。
みんな、座って撮影&鑑賞です。
一眼レフカメラでひたすら撮影をしますが、イマイチ。
ということで、iPhoneのパノラマ撮影をしてみました。
なかなか良い庭ですよね。
桜はこれで終了~。
庭園~傘亭・時雨亭~竹林
小堀遠州作の庭園
臥龍池
開山堂右奥にある臥龍廊。龍の背に似ているからこの名前が付けられたそうです。
階段を上り
臥龍廊を上から見て(ここは通れません)
傘亭です。
時雨亭です。
傘亭と時雨亭は利休の意匠で、伏見から移築したとのこと。
竹林を抜けて出口まで。
境内を出ると着物のお姉さんが良い雰囲気でした。
白川一本橋
高台寺を出てから、白川一本橋へ向かいます。
ねねの小径を抜けます。
そして円山公園方面へ。
さらに歩くと白川一本橋です。
幅が狭い橋なのに渡っていますね~。
一本橋
通称:行者橋
この橋は、比叡山の阿闍梨修行で千日回峰行を終えた行者が、粟田口の尊勝院の元三大師に報告し、京の町に入洛するとき最初に渡る橋であり、行者橋とも阿闍梨橋ともいわれる。
また江戸時代、この橋を粟田祭の剣鉾が差して渡る「曲渡り(曲差し)」が呼び物であった。出典:京都市
という由来の橋です。
先日、小山薫堂さんのトークショー&写真展に行った際に展示販売されていた写真にこの橋の作品があり、ぜひ見たかった場所。
満足満足。
この後、職場から仕事の連絡があり、岡崎疎水に向う途中でパン屋に入り、お茶をしながらちょっと図面調整&メール送信。
ノートPC持ち歩きながらの観光は大変ですが、急な対応が出来るのでノートPCは便利ですね。
岡崎疎水の桜
パン屋から5分ほど歩くと「仁王門通」に着きました。
赤い橋が良い感じですね。
撮影に夢中になってしばらくすると「十石舟」がやってきました。乗船しているおばさまたちがこちらに手を振りながら「撮って~!」と叫んでいます。
なので手を振り返すことに。みなさんノリが良いですね(笑)
観光地に行くと、みんなフレンドリーに接してくれるので楽しいです。
平安神宮の桜
岡崎疎水をあとにして平安神宮に向います。
ライトアップが楽しみ~と思いながら行くと、すでに閉館。出口しか開いていません。
???
はい。勘違いしていました。ライトアップはまだなんですね。
ということで、悔しいので出口から左近の桜だけ激写。
中にも入っていません。
少し暗くなってきたので、もう一度岡崎疎水の桜を見に移動。
調度タイミングよく十石舟がすれ違ってくれました。
いい感じです。
さいごに
いかがでしたか?
だいたい、高台寺に到着してから3時間ほどのルートです。途中撮影をしたりお茶したりしながらですので、割とのんびりと出来ます。
通ったルートはねねの小径が地図にはありませんが、おおむねこんな感じ。
2kmちょっとしかないんですね。
高台寺から平安神宮に行かれる際は、このルートをぜひ使ってみてください。
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