深爪を治して綺麗な爪になりたい!
そんな時は深爪矯正が必要です。しかし、深爪の原因や現在の爪の状況、矯正方法によっては向き不向きがあります。
そこで
- 深爪矯正を自力で行う場合
- 深爪矯正をサロンで行う場合
- 病院に行く必要がある場合
の3パターンに分けて紹介します。深爪の矯正自体は時間がかかることなので、早目に矯正を始めれるように、現在の自分の状況を確認してみてください。
深爪矯正は自力で出来る?
結論から言うと深爪矯正は自力で出来ます。
自力で出来る深爪矯正方法
◆爪の名称確認
ネイルベッド(爪のピンクの部分)
ハイポニキュウム(爪の裏側の透明皮)
フリーエッジ(爪先の白い部分)
深爪矯正のポイントは、このハイポニキュウムを育てること。
深爪は
- 爪の切り過ぎ
- 爪を噛む
- 爪をむしる
などが原因で、ハイポニキュウムが極端に短くなっている状態です。
このハイポニキュウムが伸びてくれば、爪のピンク色の部分であるネイルベッドが長くなり深爪が解消されます。
◆深爪矯正方法
- ジェルネイルで補強しながら爪を伸ばす
- 爪が伸びてきたらフリーエッジを2mm程度残してヤスリで整える
- 爪切りは使わない
- オイルを爪の裏側からハイポニキュウムに塗る。
- ハンドケアをする。
- 爪先での作業等を行わない
※爪は1ヶ月に約3mm伸びます。ですから、最低でも4ヶ月遅いと半年以上の時間が必要です。
自力矯正が向いているのは?
- 爪の切り過ぎが原因(切り過ぎないように出来る)
- ジェルネイルの知識がある(ジェルの乗せ方やオフの仕方の正しい知識)
- 爪を噛むことを自制できる
- 長期間地道にケアを取り組める
自力矯正が向いていないのは?
- ジェルネイルの知識がない(学ぶ気もない)
- 爪を噛むことを自制できない
- そもそもネイルに興味がない
- ネイルが苦手で爪をボロボロにしたことがある
- すぐに結果を求めてしまう
弱い爪を補強しながら、爪を伸ばすのが目的でジェルネイルを行うことで、逆に爪をボロボロにしてしまう可能性があります。正しい知識がない場合は、自力矯正よりもサロンがおすすめです。
深爪矯正はサロンがおすすめ?
深爪矯正のプランを設定しているサロンで矯正を行うことは、第三者の技術と目が向けられ、爪の状態や生活スタイルに応じたアドバイスやケアが受けられるというメリットがあります。
ただし、本当に技術があるかを見極める必要があります。
サロンを見極めるポイント
①料金設定が明確
例:両手10本の指で8000円/回。1本の指で1500円/回。など。
②料金は都度払い
爪が伸びるスピードや、矯正を始めた状態、通う頻度などそれぞれ異なるため、コース料金の設定よりは、都度払いのほうが安心です。
③他店からお客が流れている
他のサロンで失敗したり、挫折した経験のある人を受け入れていて、深爪を克服した実績がある。
④HP上で実績がわかる
施術前と1回目の施術~終了までの施術完了がわかる写真等がのせてあり、サロンに行く前に実績が確認できる。
※ジェルネイルを自分で剥がしてしまったり、指定の間隔でサロンに通えない人は、サロンでの深爪矯正も難しいでしょう。
中には、お金を払ってケアしているため、もったいなくて爪を噛まなくなったという人もいるので、試してみても良いかもしれません。
深爪の噛み爪矯正は病院?
深爪矯正で難しいパターンが
噛み爪・爪むしり
などの自傷行為です。
- 欲求不満
- 精神的に未熟
- 対人関係などのストレス
などで、無意識のうちに爪を噛んだりしてしまう人は、深爪の原因を根本から治す必要があります。
大人の場合は特に社会生活をおくる上での不都合が生じかねません。診療内科で専門医のカウンセリングを受けましょう。何に対して自分がストレスを感じているのか、欲求不満になっているのかがわかることで、スムーズに解決することもあり得ます。
さいごに
深爪は見た目も良くないですが、自傷行為が原因の深爪の場合、現在生きていく上で何かが障害になっているというサインでもあります。
爪を矯正することで、その障害が解消されていくのならば良いのですが、ガマンの必要な矯正は、どこか他に影響が及ぶ可能性もあります。
なぜ深爪になっているのか、一度良く考えてみてから方法を選ぶようにしましょう。