血流改善で肩こりや疲労回復に効く方法を試した結果が悲惨。。。

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肩こりや疲労回復には血流の改善が良いといいますが、その方法の1つに簡単で誰でもできるカッピングがあります。

血流が良くなると

  • コリがほぐれる
  • 体温が上昇する
  • 免疫力の強化
  • 慢性的な不調の解消

など良いことばかり。そこで、最近肩こりがひどく疲れやすい奥さんの身体を使って試してみました。

部位によっては悲惨な結果になりますので、注意点も紹介したいと思います。

それでは、ご覧ください。

血流改善の方法 カッピングとは?

カッピングとは?

カッピングというのは、古代エジプトから伝わる血を浄化するために生まれた療法のこと。

ガラスの器を肌に付けて吸引し、毛細血管ないの汚れが溜まった血液を皮膚表面に引っ張って、血流を良くします。

鍼と同じ効果もあるとか

雑誌の中で使い方を指導している、アスカ鍼灸治療院の福辻先生によると、

血流をアップして体のバランスを整えるカッピングは、鍼を打つのと同じ原理だそうで、しかも鍼よりも広い範囲に刺激が与えられて簡単で効果的とのこと。

私も鍼はマラソンで疲労が溜まりすぎた部位に打つことはありますが、それと同じ原理だというのですから、興味津々です。

どんな道具を使う?

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使う道具は、雑誌『からだにいいこと』に付録で付いていた、シリコン製の吸盤。

これを、コリがあったり不調だと感じる部位に押し当てて、真空状態にします。

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たったこれだけです。

カッピングを行う11部位

カッピングを行う部位については、不調別にまとめてありましたので、それを参考にします。

不眠

  • ツボの名前:大椎(だいつい)
  • 場所:頭を前に倒すと突き出る首の骨

ストレスを軽減して眠りを誘う。

肩こり

  • ツボの名前:肩井(けんせい)
  • 場所:肩の先と首の骨の中間部分

太い血管があるので血流アップに効果的。肩もみをする時に自分でついつい押してしまう場所がココですね。

背中のこり

  • ツボの名前:肩外兪(けんがいゆ)
  • 場所:肩甲骨の上から内側

肩もみをする時に親指で押す場所がココです。デスクワークが多い人は確実に凝ってますよね。

腰痛

  • ツボの名前:腎兪(じんゆ)
  • 場所:ウエストから指2本分下で背骨から指2本分横のツボ。左右です。

ちょっと腰のマッサージして~って言われると、だいたい気持ち良いと言うのがココ。

首こり

  • ツボの名前:名称なし
  • 場所:耳の下から肩にかけてコリコリする場所。

首のリンパを流す時に痛く感じる場所が良いですよ。

慢性疲労

ツボの名前:期門(きもん)
場所:肋骨の下で乳頭からまっすぐ下にある。

肝機能を高めて老廃物を排出し疲労をとる。押しにくいので自分でマサージする場所ではありませんね。

便秘

  • ツボの名前:天枢(てんすう)
  • 場所:へそから指3本分横。左右。

小腸と大腸の働きを良くします。

全身の冷え

  • ツボの名前:関元(かんげん)
  • 場所:へそと恥骨の間を5等分して、へそから3つ分下

水分代謝を良くして内臓から温かくなる。

更年期・PMS

  • ツボの名前:血海(けっかい)
  • 場所:太ももの内側で、ひざの皿上の角から指3本分上。

ここは婦人科系のツボで女性ホルモンの分泌を促します。ホルモンバランスの乱れによる肌荒れにも良さそうですね。

むくみ

  • ツボの名前:復溜(ふくりゅう)
  • 場所:内くるぶしから指2本上でアキレス腱のキワ。

腎臓の機能を活性化する。

足の冷え

  • ツボの名前:湧泉
  • 場所:足裏の中央よりもやや上。指を曲げるとヘコむ場所。

下半身の血液循環をアップする。

カッピングを試した結果が悲惨。。。

カッピングをした部位

雑誌の11部位を参考に、この中から奥さんが気になる場所にカッピングをしてみました。

  • 不眠
  • 肩こり
  • 背中のこり
  • 腰痛
  • 更年期・PMS
  • むくみ
  • 足の冷え

全部で7箇所です。真空状態にしてから2~3分後に外すので、ツボを確認しながら手伝うと、30分くらいかかります。

マッサージをしてあげるよりも私自身が楽になるかな?という思惑がありましたが、そんなことはありませんでしたね(^^;

カッピングの結果は?

カッピングの結果は、悲惨な部位が2箇所ありました。

血流が悪い場所は、皮膚の色が紫色になります。

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血流の悪い順に

紫→赤→茶→うすピンク

と変わります。で悲惨な部位というのが、肩こりの『肩』と、むくみの『ひざ下』でした。

◆肩の様子

まず肩ですが、使い方の通り2~3分カッピングしただけで、真っ赤になりました。

しかも、この跡は時間の経過とともに治まりません。翌日になっても跡が思いっきり残ります。

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すごい勢いでぶつかったのかと思うくらいの『アザ』のようです。

ですから、薄着の時期などは、肩周りがカッピングする部位によっては見えてしまうので

  • つける時間を短くしたり
  • 服を気を付けたり
  • 外出がない日の前日にする

などの工夫が必要です。

◆ひざ下

ここは足のむくみを解消するために付けたのですが、肩と違い全く跡になりません。

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吸盤の跡だけが残り、色が変わっていませんね。

跡にならないということは、もともと血流が良いという証拠。

本人は愕然としていました。

 

なぜ愕然としていたのかというと、足が太くなっているのは『むくみが原因』だとばかり考えていたからです。

それが、血流が良くて『むくんで』いないとなれば、足が太いのは脂肪が付いたのが原因ということになります。

むくんでいるなら、むくみを解消すれば細くなると考えていたのに、そうじゃないんですからね。

悲惨な結果じゃないですか?

さいごに

意外とこのカッピングをすることで、自分が気づいていない血流が悪い部位がわかるかもしれません。逆の場合もあります。

奥さんは案外、血流が良くて、皮膚の色は肩以外はほとんどピンク。

本人にとっては足が太い理由が悲惨でしたが、不調の結果が目で見てわかるので、試してみると良いと思います。

ちなみに私も自分で試してみたら

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ヤバイでしょ?まだ翌日以降もヒリヒリします。

◆注意点

最後に注意点です。

服を着て目立つ部位は短い時間で行うということ。足や二の腕などにすると、季節によっては跡が目立つので止めておきましょう。

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