バリカンのスキ刈りアタッチメントの使い方を紹介します。
スキ刈りと聞くと、髪のボリュームをダウンさせるために使うアタッチメントだと思いがちですが、思っていた機能と違いました。
そこで、
- スキ刈りアタッチメントをバリカンのセルフカットでどのように使うのか?
- 毛量調整には何を使えば良いのか?
ということをまとめましたのでご覧ください。
そもそもスキ刈りって何?
私もスキ刈りのことを良く理解していなかったので調べてみました。
スキ刈りとは、毛の多い少ないに関わらず、
根本や毛先をすきばさみでカットして、毛を立ちあげたり、毛先に変化をつけやすくするカットの仕方
です。
『毛の量が多いのでスイて下さい』のスクです。
- 根本部分をスクと毛が立上がってボリュームが出てしまったり
- 毛先がスカスカになってしまうなどといったことがあり
素人が単純にスクのはどうも難しいということがわかりました。
ただ、今回はバリカンのスキ刈りアタッチメントなので、目的は限定的です。
バリカンのスキ刈りアタッチメントの目的
バリカンのスキ刈りアタッチメントは
毛先をぼかすために使う
というのが目的です。
- 前髪
- もみあげ
- エリ足
の毛先に手を添えて、毛先から10mm~20mmのところにアタッチメントの先端をあて、上から下へなぞるようにカットします。
また、カット後の不自然な段差の処理を、表面をなぞって薄くカットすることで、自然な仕上がりにするためにも使います。
ここで思うのが
髪全体の毛量を調整できないの?
ということです。
髪全体の毛量調整には、バリカンのスキ刈りアタッチメントは不向きです。
スキ刈りアタッチメントというくらいだから、すきばさみのように使えると思ったら、どうも違うということがわかりました。
毛量調整には別の方法がおすすめ
バリカンを使って毛量を調整するには別のアタッチメントを使います。
『耳まわり&ナチュラルアタッチメント』
です。
バリカンにアタッチメントを取付、『ナチュラル』にセットします。
- フロントから頭頂部に向ってカット
- サイドから頭頂部に向ってカット
- バックから頭頂部に向ってカット
と、毛の流れと反対方向にアタッチメントの先端を頭皮に当てながらカットします。
すると、髪のボリュームが調整でき、毛先も自然な仕上がりになります。
これも、仕上がりを確認しながらカットするのがポイントです。カットしながら指先で髪を持ち上げて触ってみましょう。
やり過ぎてスカスカになると悲しくなるので注意してください。
以下の動画の最後の仕上げ部分で行っているのが、『耳まわり&ナチュラルアタッチメント』を使った、毛量調整と毛先を自然にする方法です。
動画の1:40秒~1:52秒が参考になります。
さいごに
毛先のぼかしや全体の毛量調整が思い通りに出来るようになると、バリカンのセルフカットを覚えて本当に良かったと思えるようになります。
そもそも私がバリカンを購入する決め手になったのが、
- 『耳まわり&ナチュラルアタッチメント』
- 『スキ刈りアタッチメント』
があったことです。
どちらもバリカンのセルフカットで毛先を自然に仕上げるために必須のアタッチメントだと思ったからです。
実際に使ってみても上手く仕上がります。
面倒な時は、『耳まわり&ナチュラルアタッチメント』で耳回りのカットと毛量調整だけを行うなど、便利に使っています。
簡単なので、ぜひ使いこなせるようになってくださ~い。
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