バリカンのセルフカットでミディアムスタイルにする方法を紹介します。
Panasonicの公式HPやyoutubeでも紹介していないミディアムスタイルですが、『カットモード テクニックBOOK』の34ページ~37ページには、しっかりと記載されています。
もし、バリカンでミディアムスタイルしたい場合には、購入検討の材料にもなると思います。
実は、ミデイアムスタイルのカット方法が記載されていることに最近まで気づかずにいて、ずっと『ショートスタイル』でカットしていました。
「前髪短い!」
と思いながらセルフカットしていました。
他にも『ビジネススタイル』という方法もありますが、今回はミディアムスタイルを紹介しますので、ご覧ください。
ミディアムスタイルに必要なバリカンのアタッチメント
ミディアムスタイルの場合は、アタッチメントが豊富なER-GF80じゃなくても、以下の長さのアタッチメントがあれば、なんとかなる長さです。
もちろん細かい調整には、ER-GF80付属のアタッチメントはあったほうが良いです。
こちらの記事でアタッチメントの詳細について触れています。
参考:バリカンのセルフカットにおすすめの機種は?上手くやるコツ!後ろは?
◆使用するアタッチメント
- 50mm~70mmスライドアタッチメント
- スキ刈りアタッチメント
- 耳まわり&ナチュラルアタッチメント
セルフカットでミディアムスタイルにする7ステップ
この手順はPnasonicの『カットモード テクニックBOOK』に記載されている内容を元に紹介します。
実際にカットしてみると一番失敗が少ない方法だとわかりましたので、初めて自宅でバリカンを使う場合にはおすすめのスタイルです。
ミディアムスタイルの動画がないので、子供用の『ベーシックショート』の動画をベースに説明したいと思います。
この動画をベースにアタッチメントを変えて使用することになります。
1.前髪以外を70mmでカット
- スライドアタッチメントを70mmにセット
- 前髪以外をカットする
- フロントから頭頂部に向ってカット
- 両サイドから頭頂部に向ってカット
- バックから頭頂部に向ってカット
※動画36秒から。
この時前髪はカットしないようにします。
2.バックを50mmでカット
- スライドアタッチメントを50mmにセット
- 生え際を10mm残してカット
- カットラインに添えた手にアタッチメントの先が触れたら上に逃がす
※動画1:09秒から
カットライン30mmとあるラインまでを50mmでカット
3.サイドからバックを60mmでカット
- スライトアタッチメントを60mmにセット
- 下から上に入れ、アタッチメントの先が軽く手に触れたら上に逃がす
- バック・逆サイドも同様に
※動画56秒から
頭頂部のカットラインまで60mmでカット
動画の順序が逆のような気がしますが、『スタイルBOOK』の中で、バックを50mmでカットした後に頭頂部までを60mmでカットする説明になっていたので、そのままの順序にしています。
4.前髪をカット
- アタッチメントを外す
- 前髪を手にとりカットラインに刃を押し当ててカット
- 真ん中を少し長めにカットするのがコツ
※動画1:56秒から
前髪のカットは動画の内容と同じですが、眉の下にカットラインを持ってくる。
5.サイドと襟足をカット
- アタッチメントは外した状態のまま
- サイドと襟足のカット
- 刃を押し当てるようにカットする
※動画2:13秒~2:21秒
6.ぼかし
- スキ刈りアタッチメントをセット
- 前髪、サイドラインから襟足のぼかす
- 表面をなでるように動かしてカット
※動画2:30秒から
7.毛量調整
- 耳まわり&ナチュラルアタッチメントを使用
- 『ナチュラル』にセットする
- 全体をカット
※動画3:00から
ボリュームが気になる部分は、何度かカットを繰り返すと良いです。
バックから耳上の範囲を多めにカットするとバランスが良くなります。
さいごに
いかがでしか?
ミディアムスタイルの動画がないので、完成形がわかりづらいこともあるかもしれません。
でも、ミディアムスタイルの場合、どこをカットする時でも髪が短くなり過ぎないため、余程のことがない限り失敗はしないですね。
まず慣れるまでは、ミディアムスタイルが良いと思います。
バリカンのセルフカットを上手くやるコツについては以下の記事をご覧ください。
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