毛嚢炎の市販薬11選!ステロイド系と非ステロイド系

毛嚢炎は部位によっては市販薬を使って治したい…ですよね。

たしかに、皮膚科に行って薬を処方してもらうほうが確実ということはわかります。

しかし、仕事が忙しいなどの理由ですぐ病院に行けないことも。

そんな人のために、毛嚢炎の市販薬を11種類まとめましたのでご覧ください。

ステロイド系非ステロイド系市販薬を、それぞれまとめてありますので、まずは目を通してみて下さい。

毛嚢炎の市販薬【ステロイド系】5選!

ステロイド剤+抗生物質の組み合わせで炎症を抑え殺菌するタイプの薬です。

ベトネベートN軟膏AS

出典:第一三共ヘルスケア
出典:第一三共ヘルスケア

◆メーカー

  • 第一三共ヘルスケア

◆特長

  • ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド成分)が、しっしん、かぶれ等の皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮。
  • 抗菌作用を有する抗生物質フラジオマイシン硫酸塩を配合。
  • 患部を保護する油性基剤なので、ジュクジュクした患部に適している。

◆効能・効果

  • 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

◆ステロイド剤について

  • ベタメタゾン吉草酸エステル
  • 強さ:ストロング(市販薬の強さ3段階中で一番強い)

フルコートf

出典:田辺三菱製薬
出典:田辺三菱製薬

◆メーカー

  • 田辺三菱製薬

◆特長

  • 化膿してジュクジュクした患部や、かき壊して化膿を伴っている患部にも効果を発揮
  • 外用専用として開発された合成副腎皮質ホルモン(外用ステロイド)で、優れた抗炎症作用がある。
  • 皮膚感染を起こす多くの細菌に有効な抗生物質(フラジオマイシン硫酸塩)で化膿した患部での細菌の増殖を防ぐ。

◆効能・効果

  • 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

◆ステロイド剤について

  • フルオシノロンアセトニド
  • 強さ:ストロング(市販薬の強さ3段階中で一番強い)

テラ・コートリル軟膏a

出典:ジョンソン・エンド・ジョンソン
出典:ジョンソン・エンド・ジョンソン

◆メーカー

  • 武田薬品工業

◆特長

  • 優れた抗炎症作用を示すヒドロコルチゾン(副腎皮質ステロイド)とグラム陽性菌及び陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩を配合

◆効能・効果

  • 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

◆ステロイド剤について

  • ヒドロコルチゾン
  • 強さ:ウィーク(市販薬の強さ3段階中で一番弱い)

クロマイ-P軟膏AS

出典:第一三共ヘルスケア
出典:第一三共ヘルスケア

◆メーカー

第一三共ヘルスケア

◆特長

  • クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩の2つの抗生物質を配合し、化膿した患部を治す。
  • プレドニゾロン(ステロイド成分)が、しっしん、皮膚炎等の炎症にすぐれた効き目を発揮
  • 患部を保護する油性基剤なので、ジュクジュクした患部に適している。

◆効能・効果

  • 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

◆ステロイド剤について

  • プレドニゾロン
  • 強さ:ウィーク(市販薬の強さ3段階中で一番弱い)

ドルマイコーチ軟膏 6g

出典:ゼリア新薬
出典:ゼリア新薬

◆メーカー

  • ゼリア新薬工業

◆特長

  • 抗菌作用を有する2種類の抗生物質のバシトラシンとフラジオマイシンを配合。
  • 痒みと炎症を抑える副腎皮質ホルモンのヒドロコルチゾンを配合しており、細菌感染症、炎症性の両方に効果を発揮。

◆効能・効果

  • 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

◆ステロイド剤について

  • ヒドロコルチゾン
  • 強さ:ウィーク(市販薬の強さ3段階中で一番弱い)

 

ステロイド剤についての参考情報

“ステロイド成分は副作用が恐い”というイメージや誤解から、「効き目の弱いランクのものから使って、効果がなければ徐々に強いものに変えていく」という使い方(ステップアップ療法)が行われるケースもあります。

けれども、効果の不充分な薬剤を使ってもなかなか治らず、かえって症状を悪化させて治りにくくなり、まれに痕が残ったり、傷口が黒ずんでしまうことがあります。

このようなことから、充分な効果が得られる強さのステロイド外用剤を初めに使用し、短期間できれいに治すことを目的とした治療(ステップダウン療法)が一般的になっています。

出典:田辺三菱製薬

毛嚢炎の市販薬【非ステロイド系】6選!

非ステロイド系は、殺菌・抗菌により治すのが特徴です。

オノフェF

出典:森下仁丹
出典:森下仁丹

◆メーカー

  • 森下仁丹

◆特長

  • とびひ・化膿の原因菌をスルファジアジンが殺菌し、酸化亜鉛がじゅくじゅくした炎症をおさえ、アラントインが組織の生成を促し、治りを早める軟膏タイプの医薬品。

◆効能・効果

  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

ニューマーレン

出典:大正製薬
出典:大正製薬

◆メーカー

  • 大正製薬

◆特長

  • スルファジアジンとクロルヘキシジン塩酸塩のW殺菌成分がプツプツ毛穴の原因菌をしっかり殺菌。
  • 肌の代謝に働きかけるレチノールパルミチン酸エステル、炎症を鎮め毛穴を引き締める酸化亜鉛、血行を良くするトコフェ
  • ロール酢酸エステル、肉芽形成を促進するアラントインの4成分が患部を修復し、健やかな肌に導く。

◆効能・効果

  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

ドルマイシン軟膏

08dorshin
出典:ゼリア新薬

◆メーカー

  • ゼリア新薬

◆特長

  • 二種類の抗生物質を配合しているので、多くの菌に対して抗菌作用を示す。
  • コリスチン硫酸塩は、グラム陰性菌、緑膿菌に有効で、バシトラシンはペニシリンと近似の抗菌スペクトルでグラム陽性・陰性菌に有効。

◆効能・効果

  • 外傷・火傷等の化膿予防及び治療、膿痂疹(とびひ)、せつ、癰(よう)、 疔(ちょう)、毛嚢炎、湿疹、グラム陽性・陰性菌の単独及び混合感染による皮ふ疾患、化膿症、伝染性皮ふ炎、皮ふ潰瘍

クロロマイセチン軟膏2%A

出典:第一三共ヘルスケア
出典:第一三共ヘルスケア

◆メーカー

  • 第一三共ヘルスケア

◆特長

  • 抗生物質クロラムフェニコールが化膿した患部を治す。
  • のびがよく、ベタつかない使い心地のよいクリーム剤

◆効能・効果

  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

クロマイ-N軟膏

出典:第一三共ヘルスケア
出典:第一三共ヘルスケア

◆メーカー

  • 第一三共ヘルスケア

◆特長

  • クロラムフェニコール、フラジオマイシン硫酸塩の2つの抗生物質と、抗真菌剤のナイスタチンを配合し、化膿した患部を治す。
  • 患部を保護する油性軟膏なので、じゅくじゅくからカサカサまで幅広く使用できる。

◆効能・効果

  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

テラマイシン軟膏a

出典:武田薬品工業
出典:武田薬品工業

◆メーカー

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン

◆特長

  • グラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に効果のあるポリミキシンB硫酸塩とグラム陽性菌および陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリン塩酸塩の2つの抗生物質を配合。

◆効能・効果

  • 化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

さいごに

最初は、amazonや楽天で「毛のう炎」と検索しても見つからなくて…。

でも商品名で探せば見つかります。

今回紹介した市販薬名を参考に調べてみて下さい。

 

ただ購入する時は、使用方法や使用期間、使用頻度については、薬剤師や登録販売者に相談してください。

特にステロイド系は、使い続けると、細菌に対する効き目が落ちますので注意が必要です。

くれぐれも自己判断のみでの使用は控えましょう。

ちなみに我が家では、ブツが出来た時はドルマイシン軟膏を使っています。

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