ふわふわでトロトロのフレンチトースト。基本のレシピには甘くない方法と甘めの方法の2種類があります。
フレンチトーストはフランス語では『パンペルデュ』といってダメになったパンという意味。さらに甘くないパンペルデュは【サレ】、甘めのパンペルデュは【シュクレ】といいます。
【サレ】も【シュクレ】も基本のレシピですので、とても簡単。この2種類が出来るだけで、あとは様々なアレンジが可能です。
まずはこの2つの基本レシピをご覧ください。
フレンチトーストのレシピ甘くない方法
甘くないフレンチトーストのレシピは次の材料を用意します。
(厚さ4cmの食パン2枚分の分量)
◆甘くないフレンチトーストの材料
卵:2個
塩:小さじ1/2
こしょう:少々
パルメザンチーズ:大さじ2
牛乳:100ml
バター:20g
- ボウルに卵を割り入れて泡立て器でほぐす。
- 1に塩、こしょう、パルメザンチーズを加えて混ぜる。
- 2に牛乳を加えて混ぜる。
- バットにパンを並べて3を入れて浸す。パンの厚さが4cmと厚めなので浸す時間は3~4時間。牛乳と卵を使っているので傷まないように冷蔵庫に入れてしみ込ませる。
- フライパンでバターを溶かし、4を入れて弱火で焼く。3~4分くらい両面に焦げ目がつくくらい。
※作るときのコツ
- バットの大きさは食パン2枚が並べられる大きさ。
- フライパンは28cmあると便利。
- 一度に焼けない場合は、フライパンを洗ってから焼いた方が焦げ目が付きすぎない。
フレンチトーストのレシピ甘めの方法
甘めのフレンチトーストのレシピは次の材料を用意します。
(厚さ4cmの食パン2枚分の分量)
◆甘めのフレンチトーストの材料
卵:2個
砂糖:40g
牛乳:200ml
バター:20g
- ボウルに卵を割り入れて泡立て器でほぐす。
- 1に砂糖を加えて混ぜる。
- 2に牛乳を加えて混ぜる。
- バットにパンを並べて3を入れて浸す。パンの厚さが4cmと厚めなので浸す時間は3~4時間。牛乳と卵を使っているので傷まないように冷蔵庫に入れてしみ込ませる。
- フライパンでバターを溶かし、4を入れて弱火で焼く。3~4分くらい両面に焦げ目がつくくらい。
甘めのフレンチトーストは、塩、こしょう、パルメザンチースの代わりに砂糖を加える。
その他の手順は甘くないフレンチトーストの方法と同じ。
アレンジ方法
◆甘くないフレンチトースト
- ベーコン
- ポーチドエッグ
- ソーセージ
- ハム
などを合わせる場合は甘くないフレンチトーストで
◆甘めのフレンチトースト
- メープルシロップ
- 生クリーム
- フルーツ
- ジャム
などを合わせる場合は甘めのフレンチトーストで
というようにアレンジ毎に使い分けます。
また、パンの種類や厚さによって浸す時間は20分~4時間と幅があります。3~4時間はあくまで基本です。
フレンチトーストのレシピパンの種類は?
固くなったパンを美味しく食べるために工夫されたのがフレンチトースト。ですから使うパンはなんでもOKです。
- 食パン
- イギリスパン
- ライ麦パン
- ホテルブレッド
- フランスパン
- バゲット
- バタール
- カンパーニュ
- ドイツパン
- ブリオッシュナンテール
- イングリッシュマフィン
- ブリオッシュ
- レーズンパン
- くるみパン
などがあります。
さいごに
家族が多い我が家では、以前は使う牛乳の量を控えめにしてしまい、美味しくないフレンチトーストの出来上がり。フレンチトーストは不評でした。
ちゃんとレシピ通りに作るようになってからは、大好評です。当たり前ですけどレシピって大切ですね。