かみのやま温泉の隠れ家【森の音】に宿泊したい9つの理由!

かみのやま温泉で見つけた隠れ家的な宿【森の音】

奥さんと二人で温泉に入ってゆっくり過ごしたいと思い行ってきました。

かみのやま温泉で初めて宿泊した宿が【森の音】。他の宿がどうなのか比較はできませんが、2人とも満足したポイントを紹介します。

  • 民芸運動のテイストが好き
  • ビールやウイスキーを心ゆくまで飲みたい
  • 美味しく、さらにインスタ映えのするおしゃれな食事を楽しみたい

そんな方にご覧いただきたいと思います。

おやど【森の音】は飲んだり食べたりが楽しい

おやど【森の音】は、チェックインの時から夕食や朝食、温泉に入ったあとなど、飲んだり食べたりがとても楽しめる宿です

1.ウェルカムドリンクとデザートでほっと一息

森の音ウェルカムドリンク

チェックインの手続きは、カウンターで行われると思いきや…
ラウンジでウエルカムドリンクと一口サイズのかわいいケーキをいただきながら行われます。

石巻からのドライブで疲れていたので、冷たい飲み物と甘いもの、そしておしぼりでほっと一息つけるのはありがたいですね。

この石積みのテーブルは暖炉になっているんです。夏だったのでもちろん暖炉としては使っていませんでしたが、ぜひ冬の時期にきてみたいと思わせる素敵な暖炉でした。

森の音フロント

【森の音】のフロントは黒い壁紙を背景に、白い漆喰のカウンターが落ち着いた雰囲気でした。

森の音ラウンジ

ラウンジを別のアングルから見るとこんな感じです。素材の違うソファやテーブルでコーディネートされていて、奥に座って暖炉側を見たり、暖炉の前に座って庭を眺めたり、自分の好きな場所を見つけるのもおすすめ。いろいろな楽しみ方ができます。

2.飲みすぎ注意!ラウンジのフリードリンク

ラウンジには銘柄は限られていますが、ビールやウィスキー、焼酎などのアルコール。珈琲やジュース、ミネラルウォーターなどのフリードリンクが充実していました。

フリードリンクだってことを知らなかったので、うれしい驚き!
予約の際に口コミは見ていませんでした。

写真右上に写っているのが、アルコールコーナー。

  • ビール
  • ウィスキー
  • 焼酎

が飲み放題!もちろん部屋に持って帰ってOK!
たしかアルコールは時間に制限はあったはずなので、何時までなのかだけはチェックしておいてくださいね。

お風呂上りにラウンジで一杯飲んでから夕食に行ってもいいですし、夕食後にまたラウンジで飲みながら、おしゃべりして過ごすのもいい感じ。

隣の部屋の二人組の女性は、夕食のときはワインを飲んで、夕食後またラウンジで遅くまで飲んでいたようです。旅ならではですよね~。

夕食時に頼むビールはもちろん有料なので、銘柄さえ気にしなければビールはラウンジか部屋で飲むことにして、夕食にはワインを頼むという選択もありかな。

こちらはソフトドリンクコーナーです。珈琲とミネラルウォーターしか飲まなかったのでそのほかが詳しくわかりませんが、種類は結構ありました。

珈琲もおいしかったですよ~。

3.インスタ映え必至!女子うけ間違いない夕食

夕食はおしゃれ感漂う雰囲気でした。量を求める方にとってはちょっと物足りないかもしれませんが、ゆっくりおしゃべりしながらだと、最後に出てくるごはんとお味噌汁はもうお腹いっぱいで無理~って感じでした^^

メニュ―です。

森の音のアミューズ6品

「森の音のアミューズ6品」

  • 赤ピーマンのムース・三元豚のリエット・山形牛肉のハム・きのこ煮・ごぼうの赤ワイン煮・もって菊のサラダ仕立て

もうこの6品とビールがあれば満足~。少しずつつまみながらお酒を楽しんで、というのが食べ過ぎずにもならず、胃ももたれないし、で良いんですけどね。

森の音のワイン

飲み物は、僕はビール、奥さんはワインにしました。

野菜たっぷりスープ

  • 野菜たっぷりスープ

輪っかのパンのようなものは「お麩」だったかな。

スモーク

「本日のスモーク」

  • サーモンとチーズ ―森のりんごの香―

ふたを開けると~

サーモンとチーズ

スモークの良い薫りが漂います。食欲をそそる、笑。

サーモンとチーズ

料理が次から次へと運ばれてきます。

鴨の温野菜サラダ

「今月の一皿」

  • 鴨の温野菜サラダ ―森の音風―

鴨肉は脂がのっていて、歯ごたえはしっかりとしながらも柔らかく、旨味たっぷり!
小さい網のような皿は「レンコン揚げ」

パリパリと食べれて良いのですが、もう少し塩味が欲しかった~。

「魚料理」

  • 甘鯛のフリット

鴨肉の次は魚です。皮はカリっと、白身はさっぱり!

「肉料理」

  • 山形牛のステーキと鹿肉のロースト ―季節の添え野菜―

山形牛をがっつり食べたい!っていう方には一口サイズのステーキはかなり物足りないかも。そんなサイズのお肉です^^

鹿肉は添えてある程度の量です。

石巻では鹿は害獣として駆除され、食されています。山形もそうなのかなと思いながら口に運びました。

千葉や京都でも鹿の増えすぎで困っているという話を聞いたことがあると奥さんが言っていたので、山形もそうなのかもしれません。奥さんは京都の美山で鹿肉丼を食べたことがあるそうです。

「お食事」

  • お釜で炊き上げる、季節の炊き込みご飯と月替わりのみそ汁

炊き込みご飯、美味しい!でもこの時点ですでに満腹、笑。本当はもっとご飯を食べたかったなあ。
ごぼうの漬物も美味しかった。

「デザート」

  • 手作りデザート盛り合わせ

デザートは気分を変えて、ラウンジで食べることもできます。お麩のフレンチトーストです。お~!って感じでした。ナイスアイデア!

こちらのアングルのほうがわかりやすいですね。

夕食は以上!笑
このあと、部屋にビールを2本持ち帰って、まったりくつろぎました。

4.お米が美味しいヘルシーな朝食

森の音 レストラン

朝食は夕食と同じダイニングでいただきます。開放的な窓から緑が見える空間は、居心地が良いですね。

森の音の朝食

メニューは、6品のプレート、サラダ、フルーツ、みそ汁、白米です。一部がビュッフェになっています。

白米は地元山形ブランドの「つや姫」。

口に運んだ瞬間にお米の旨味が広がって「美味しい!」って感じのお米です。

つや姫は初めて食べましたが、粒がしっかりとしたもちもち感で、おかわり即決。

6品のプレートを見たときには質素??と思いましたが、お米が主役のメニューだなと納得です。

ヘルシーなので、その分お米をガシガシ食べてくださいね。

森の音でゆっくり過ごせるスペース5か所

森の音フリースペース

森の音は、ゆっくり過ごすことが出来るスペースが5か所あります。

5.コンパクトな広さの客室でゴロゴロ

客室の広さはコンパクトです。畳にマットレスのセミダブルが2つ。

天井は低いのですがマットレスが低いので部屋が狭く見えるのをカバーしています。

窓際には広縁も設けられていて、座面高さが低い椅子に、天板の面積が小さいスクエアのテーブルが一つ。

石巻名物 ちゃきん

石巻で買ってきた「加藤菓子店のちゃきん」にお茶とコーヒーカップを置いていっぱいです。

ラウンジやフリースペースが充実しているので、コンパクトなんでしょうね。

マットレスの対面には床の間があり、掛け軸を模した藍染のタペストリーでしょうか。

木の実のドライフラワーがおやど「森の音」らしく、森を想い起させてくれます。

森の音 風呂セット

かごは、館内着と風呂セットです。

大浴場に行く時は、このかごを持っていけばOK。

館内着は、夕食時に着て行っても良いので、温泉に入ってさっぱりしてから、くつろげる状態で食事を楽しめます。

6.ゆったりくつろげる広くて落ち着けるラウンジ

森の音のラウンジ

1階のラウンジには、皮や布のソファやロッキングチェア、ベンチなどが置かれていて、思い思いの場所でくつろぐことが出来ます。

庭に面して、全面開口部が設けられていて、光が差し込む明るい空間です。

7.庭を眺めながらテラスでまったり

ラウンジに面した中庭にはウッドデッキが設けれていて、自然を感じながらまったり出来ます。

夜は、薪の火と竹から漏れる光で癒されます。

8.3タイプから選べるフリースペース

2階にはメインのフリースペースが一か所と個室が二か所あります。写真はメインのフリースペースです。

門型の洞窟のような漆喰風の仕上げの本棚には、自然や暮らしなどに関する本が並べてあります。

ミニテーブルの上に飾られたドライフラワーと花瓶が素朴な雰囲気を醸し出しています。

「森の音」というだけあって、屋内にも森の雰囲気ですね(笑)

シェーズロングソファに寝そべると、寝落ちしちゃいます。

コンパクトなアンティークの机と椅子です。子供の頃よりもさらに古そう。

日本民藝協会の雑誌「民芸」ですね。2003年3月号です。

この号の特集は「アフリカの風物と木工」でした。バックナンバーがまだありますので、手に入ります。

アルコーブのような隠れ家的な雰囲気です。

他の方がいないタイミングだったので好き放題座ったり、移動したりしていました。

畳の部屋も見えます。

こちらは大人数でくつろげますね。

一応床の間。

2階の奥に、見落としてしまいそうな小さなスペースにがありました。非常口のすぐ脇に、床を高くしてあります。

森で拾ってきたかのようなドライフラワーです。照明の陰影が良いですね。赤い実もかわいいです。

9.やっぱり温泉が気持ちいい

森の音温泉
出典:http://www.mori-ne.com/hotsprings.html

露天風呂からは外の景色を見ることが出来ませんが、空を眺めながら浸かっていると、気持ちが良いですね。

軒先の奥行も深いので、雨が降っても問題ありません。

黒を基調にした脱衣所です。

貴重品を入れるボックスがあります。

【森の音】ってここでいいの?目的地設定は確実に

おやど「森の音」は、ここでいいの?という場所にあります。

名称から想像して、森の中を車で移動して向かうようなイメージを持っていましたが、全く違います。

国道51号線を北側から南下してくると、右手に看板が見えます。

全く森なんかじゃありませんね。

でも、道幅4mほどの狭い道を奥に進むと、森っぽくなります。

国道からすぐにアクセスできるという点は、交通の利便性が良いですね。

おやど「森の音」基本情報

    • 〒999-3145 山形県上山市河崎字反田848
    • 【森の音予約専用電話】023-609-0810
  • 室数:14室(全館禁煙)


★4.51の口コミが確認できます。

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