近畿日本ツーリストの旅行券をもらったのですが、旅行券なので使用方法が限られていて使うのが面倒!
ということで、換金をしてみることにしました。
換金方法や換金に必要な情報、換金率などを紹介しますので、ぜひご覧ください。
金券ショップを検索
まず、ネットで金券ショップを検索しました。
出来れば自分の行動範囲内で電車移動が必要じゃない場所を探します。
条件に合うのが1軒だけです。
HPは今どきなかなかお目にかかれない作りのページで、太字の現金という文字が点滅しています。
「大丈夫かな~」
アクセス方法はよくわかりませんでしたが、住所が記載してあるのでgoogleマップで確認。
人通りの少ない裏通りに面した場所にある雑居ビル1Fです。
ストリートビューでも確認すると2坪ほどの店で、店構えも古くから営業している金券ショップといった様子です。
繁盛しているようには見えません。
- 怪しいHP
- 人通りの少ない裏通り
- 古い店構え
どう考えても、普通の人は近づかない条件が揃っています。
「もしかして換金って勇気がいるの?」
と思いました。
私はアラフォーおじさんなので、怪しい場所もウェルカムなんですけど、女性とか若い子は無理でしょうね~。
新宿などの金券ショップが沢山並んでいるところに行ったほうが良いと思います。
私は移動するのが面倒なのと、交通費かけるのもばからしいので、別の用事のついでに行ってみることにしました。
金券ショップでの換金方法と換金率
お店の入り口には、いつ貼ったの?という換金率の紙が貼ってあったりします。
営業しているのかもよくわかりません。
換金までの流れ
すりガラスの入ったアルミの引戸をガラガラと開けると、カウンターの奥にいたおじさんが
「いらっしゃい」
というので
わたし:「こんちわ~」
と入って行きました。
おじさん:「今日は?」
と聞かれたので、来たの初めてでしょ?と心の中で突っ込みながらカバンから近畿日本ツーリストの旅行券を取り出し渡します。
わたし:「これ、お願いしま~す」
おじさん:「近ツー(きんつー)ですね?」
わたし:「あっ、はい…」
おじさん:「近ツーは……….92%」
わたし:「いいっすよ~」
近ツーって言うのかと感心。近畿日本ツーリストだから「近ツー」なんですね。
「近ツー近ツー」
おじさんはじ~っと裏面と表面を見ています。
ショップにあった「近ツー」の旅行券と見比べたりしながら結構真剣です。
重くて暗い空気の店内に漂う沈黙は居心地悪いですね。
暇なので、ガラスケース内に置かれている他のチケット類を見ていました。
セブン&アイの商品券がどっさりと置いてありました。
おじさん:「5000円が2枚と1000円が10枚ね」
と言いながら、5000×2と1000×10を電卓で計算してから
おじさん:「20000円分ね」
と確認。
暗算できるものでも電卓たたくんです。私の上司も簡単な計算でも電卓たたいてますね。
換金結果は?
結果は換金率が92%なので
20000×92%=18400円
ネットで見つけた、場所が遠いショップでは95%ってところもありました。
でも時間と交通費をかけるくらいなら、92%でも全然問題ありません。
なので、そのまま受け取ります。
ただ、これが10万円分とかなら話は別ですけどね。
換金に必要なもの
換金の時に免許証をコピーされます。
「古物商なんで必要なんですよ~。」と。
ブックオフでも免許証渡しますから、おんなじか~と思いながら渡します。
最後に用紙に電話番号を記入して終了です。
実際に換金してみて
実際に換金して思ったのが、事前の情報収集ですね。
HPに記載してある換金率が、そのまま店舗での換金率ではない可能性もあり得ます。
私も95%って見たはずでしたが、そもそもHP自体が怪しかったので、そんなもんか~くらいにしか考えていませんでした。
換金率を聞いて、受け入れるか、拒否するかは、近くに他の店舗があるかどうかで状況が変わってきます。
また、すぐに現金化したいかどうかでも、その場で即決するかどうかが変わります。
私はそもそも近くに他店がないということで即決しました。
ちなみに換金率が異常に高いお店(98%とか)の場合は、怪しさ満点なので注意してください。
その他に
- オークションに出品する
- ネット買取業者に送る
などの方法もありますが、オークションの場合大体95%くらいに落ち着いているようなので、手間暇を考えると金券ショップに持っていったほうが楽ですね。
買取業者を使うという方法もありますが、やり取りが面倒ですよね~。私は使いません。
ただ、近所にある金券ショップが、私が行ったショップのように怪しさが漂っていて入りたくなかったり、そこに個人情報を漏らしたくない人の場合は、買取業者を利用するのも有りだと思います。
やっぱり換金しないなら
換金しない場合は、旅行券に付属している「ご利用のてびき」の内容通りに使用するのが良いと思います。
手引きに利用できる店舗の一覧があります。
良く見ると転売不可ってあります。
オークションはダメ?でも実際は取引されているので、ダメってことではなさそうですね。
さいごに
換金してみて思ったのは、旅行券を使える状況ならそのまま使ったほうが良いということですね。
調べたり、ショップが怪しいと思ったり、転売不可ってあるけど?と思ったり、手間や時間も必要です。
なんか面倒ですよね。