JRの子供料金が必要な年齢は?新幹線や特急はどうなる?

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JRの子供料金について詳しく紹介します。年齢によって違うということもありますが、人数によっても料金が必要になるかどうかが変わります。

また、新幹線や特急を利用する場合は、子供料金が必要な場合とそうじゃない場合があります。

我が家の場合(子供が小さかった時)を例にわかりやすく説明していますので、どうぞご覧ください。

◆年齢構成モデル

  • 私:29才
  • 長女:5才
  • 長男:4才
  • 次男:1才

JRの子供料金が必要な年齢は?

まずJRの料金区分を紹介します。

JRの運賃・料金について

◆運賃・料金区分

  • おとな:12才以上(12才でも小学生は「こども」)=おとな運賃
  • こども:6才~12才未満(6才でも小学校入学前は「幼児」)=おとなの半額
  • 幼児:1才~6才未満=無料
  • 乳児:1才未満=無料

●こどもの運賃・料金
「こども」の乗車券、特急券、急行券、指定席券は「おとな」の半額です(5円のは数は切り捨てます)。ただし、半額とならない場合があります。
グリーン券、グランクラス、寝台券、乗車整理券、ライナー券は「おとな」と同額です。
「おとな」1人と「こども」1人で、または「こども」2人で1つの寝台が利用できます(「寝台券」参照)。

●「幼児」、「乳児」の運賃・料金
「幼児」、「乳児」は無料ですが、次の場合は「こども」の運賃・料金が必要です。
(1)「おとな」または「こども」1人に同伴される「幼児」の人数が2人を超える場合(3人目から「こども」の運賃・料金が必要です)。
(2)「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台等を利用する場合。
(3)「幼児」が単独で旅行する場合。

出典:きっぷあれこれ(JR東日本)

まとめると

  • 6才になり小学校に入学したら運賃・料金が必要
  • こども運賃はおとなの半額
  • 5円のは数は切り捨て

年齢構成モデルを例にすると

◆東京から横浜に家族4人で出かける場合

  • おとな:1人
  • 幼児:3人

でJR横須賀線に乗って出かける場合を考えてみます。

①普通車を利用

  • おとな:1人⇒470円
  • 幼児:1人⇒230円(こども料金)
  • 幼児:2人⇒無料

『おとな』か『こども』1人に同伴できるの『幼児』は2人までです。3人目からは『こども』の運賃・料金が必要になります。

つまり、モデルの場合は、2人の幼児までは無料で1人の幼児は『こども』の運賃・料金になります。

②グリーン車を利用

横須賀線のグリーン車(自由席グリーン車)を利用した場合です。自由席グリーン車とは座席指定のないグリーン車のことです。

  • おとな:1人⇒470円+770円(グリーン券)
  • 幼児:1人⇒230円(こども料金)+770円(グリーン券)
  • 幼児:2人⇒無料

自由席グリーン車を利用する場合、別途グリーン券が必要です。グリーン券にはこども料金の設定がありませんので、こども料金が必要な、幼児1人分のグリーン券が必要になります。

乗車券の必要ない幼児2人は、自由席グリーン車の場合にはグリーン券が必要ありません。もちろん座席1つに1人で座っていても大丈夫です。

グリーン券を事前に購入すると770円です。車内で購入する場合は、1030円になります。グリーン券は距離によっても違いますし、平日か土日祝かで金額が違います。

JRの子供料金が新幹線で必要になる場合

新幹線を利用する場合は、乗車券・特急券が必要になりますが、自由席か指定席かで違います。ここでは、東京から仙台に家族4人で出かける場合を考えてみます。

自由席を利用する場合

  • おとな:1人⇒5940円+4430円(自由席特急料金)
  • 幼児:1人⇒2970円+2210円(自由席特急料金)
  • 幼児:2人⇒無料

新幹線も『おとな』1人にたいして同伴できる幼児の人数のルールは同じです。ですから、幼児1人は『こども』扱いになるため、『おとな』の半額運賃と半額特急料金が必要です。

幼児2人は無料で利用できるため、新幹線を利用する際は自由席を利用すると良いでしょう。

座席1つに1人で座っていても大丈夫です。ただし、混雑している時などは、座席1つに2人座らせるなどの配慮は必要ですね。

指定席を利用する場合

  • おとな:1人⇒5940円+4750円(指定席特急料金)
  • 幼児:3人⇒2970円+2370円(指定席特急料金)

指定席を利用する場合は、幼児であっても『こども』運賃・料金が必要です。この時に必要になるのが、指定席特急券だけではなく乗車券も必要になるので注意が必要です。

座席を指定して、そこに1人で座らせる

ということが『こども』の運賃・料金が必要になるポイントです。もしグリーン車を利用するなら新幹線のグリーン席も指定席なので同様の考え方になります。

JRの子供料金が特急で必要になる場合

特急を利用する場合も考え方は新幹線と同じです。

  • 自由席を利用するなら、4人家族のモデルを例にすると、2人の幼児までは無料。
  • 指定席を利用するなら、新幹線と同様に3人の幼児全員の乗車券と指定席特急券が必要。

幼児が1人で両行する場合

『幼児』であっても1人で電車に乗る場合は、『こども』運賃・料金が必要です。最近は防犯上なかなか幼児1人で電車に乗せるということは少ないかもしれませんが、乗車駅まで両親が送り降車駅に祖父母が迎えにくるというパターンもあり得ます。

幼児1人というのは、調べてみるまでは考えてもみなかった状況なのでちょっと驚きました。

さいごに

幼児であっても運賃・料金が必要になったり、ならなかったり。こども料金と言ってもいろんなパターンがあることがわかりますね。

我が家でも子供が小さかった時は基本的には車で旅行するのが中心でした。ですから、いざJRを利用しようと思った時に、どうなるんだ?と思った記憶があります。

よくわからない時は、みどりの窓口に電話をかけるか電車に乗る前にみどりの窓口で直接聞くことをおすすめします。

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