11月24日の日曜日まで上野の東京国立博物館で開催されている『御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」』へ行ってきました!
すでに行った友人たちが
- 平日昼間にもかかわらず結構な人で並んだとか
- 金曜日夜の21時まで開館を狙って仕事帰りに行ったけど40分待ちだったとか
- 日曜日に行ったら50分待ちだったとか
ちょっと行くのを躊躇してしまいそうな話ばかりだったのですが^^
正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―は土曜日の夜がおすすめ?!
わたしは土曜日の夜間、昼間の用事をあちこちで済ませて19時過ぎに上野に到着。ちょっとドキドキしながら東京国立博物館に向かったのですが、たまたまだったのか?
チケット売り場も誰も並んでいなく、すんなりチケットも買え、そのまま平成館へ。
もちろん展覧会も並ばず、すんなり入れました(^^♪
※金曜日と土曜日は21時まで開館しています。入館は閉館の30分前までです。
正倉院の宝物は、8世紀に聖武天皇が崩御した後、妻の光明皇后が、その遺愛品を東大寺に献納したのが始まり。
シルクロードを通じた東西交易で伝来した舶来品など9000件が、校倉(あぜくら)造りの正倉院で受け継がれてきたそうです。
第1回の正倉院展は、戦後間もない1946年に開催され、天皇の許可で扉の開閉を管理する「勅封」という手段で長年守られてきた宝物を公開。
戦禍に見舞われた 国民の励みに、との願いが込められていたのだとか。それから70年余、正倉院展の累計入場者数は1000万人超え。すごい!
東京では、背面に螺鈿や琥珀で文様を施し、トルコ石の粒をちりばめた美しい鏡「平螺鈿背八角鏡 (へいらでん はいの はっかくきょう)」などさまざまな宝物が一堂に展示されています。
「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんの ごげんびわ)」の実物はもちろん、
人間国宝で漆芸家の北村昭斎さんを始め、木工や製糸などの専門家が、8年かけて完成させた模造琵琶にも注目です。
ほかにも 巨大な沈香の「黄熟香(おうじゅくこう)」雅名である「蘭奢待」には、「東」「大」「寺」の三文字が隠れている。名香として珍重され、足利義政や織田信長、明治天皇などが切り取らせたといい、その実物を見ることができます。
正倉院展のグッズ
正倉院宝物折り紙と正倉院紋様のミニレターセット、そして鳥毛篆書屏風(とりげてんしょのびょうぶ)のポストカードを記念に買いました。
さいごに
展覧会公式サイト内にあるジュニアガイドのpdf が分かりやすいです^^
⇒ジュニアガイド
1300年という世界にもまれな悠久の時間を超えて残された宝物の数々を見られる機会にぜひ。