東京から一番近い棚田として有名な『大山千枚田』。最近ではクラブツーリズムなどの絶景めぐりスポットツアーの1つとして団体で訪れる人が多い『千葉県指定名勝』です。
そんな大山千枚田ですがアクセス方法が2通りあります。おすすめはそのうちの1つだけ。初めて行く場合でも狭い道を通らずに行ける方法を紹介したいと思います。
また、現地の駐車場情報や食事スポットも紹介しますので、最後までご覧ください。
大山千枚田のおすすめアクセス方法!
目的地の設定は
棚田倶楽部
住所:千葉県鴨川市平塚540
にします。
1つ目のアクセス方法
大山千枚田には、ナビを設定する位置によって、メインのルートと裏道のようなルートの2パターンがあります。
①富津中央で降りる
東京・千葉や神奈川方面から来る場合には、館山自動車道の『富津中央』で降ります。
降りてすぐ左手にある『古船浅間神社』は御神水で有名らしく、水を汲みにくる地元の人たちで賑わっていました。
名水好きの方は立ち寄ってみて下さい。私たちは、棚田に行った帰りに寄りました。
そこから館山自動車道と並行に走り、国道465号線を左折。
しばらく道なりに進み、次は県道88号線を右折(Y字)します。
②時間があれば高宕山自然動物園に寄る
88号線沿いには『高宕山自然動物園』が途中にありますので、時間がある場合は寄ってみると良いですよ。
国の天然記念物『高宕山ニホンザル』が見れます。エサを購入して直接エサやりも出来るので、案外楽しめます。
ただ野生のサルも園の周辺を走り回るなどしていますので、襲われないように注意が必要です。
③のんびりとドライブ
その後『戸面原ダム』が左手に見えるなど自然豊かなルートですが、T字路になるまでひたすら道なりに進むだけです。
自分の車だけですと、マイペースで運転できるので、のんびりとドライブが楽しめます。
T字に来たら左折します。県道34号線です。
しばらく道なりに進むと、右手に
- 大山千枚田
- 大山不動尊
の看板がありますので、ここを右折します。あとは、左手に駐車場が見えるまで行けば良いだけです。
このルートで行けば道に迷うこともなく、棚田もバッチリと確認しながら目的地に到着できます。
2つ目のアクセス方法
2つ目のアクセス方法です。
こちらは出来るだけ高速道路を使い、下道の距離を短くするルートです。
富津館山道路の鋸南保田料金所を降りて『県道34号線』をひたすら道なりに進みます。
順調に行けば、先ほど紹介した大山千枚田・大山不動尊の看板がありますので、そこを右折すれば到着します。
ただ、ナビを距離優先にしておくと、私が初めて大山千枚田に行った時に通ったルートを案内される可能性があります。
県道33号線から県道88号線を右折するルートです。
地図は88号線に右折する場所をピックアップしました。
88号線を進むと左手に『大山千枚田と大山不動尊』の看板はあります。小さいですので見逃さないようにしましょう。
看板があったとはいえ、不安になる道が続きます。
ガードレールが全面サビで茶色になっていたり、ガケ方向に道路にヒビが発生していたりします。
途中に民家があるので、若干不安はやわらぎますが、本当に棚田方面に向かっているのか心配。
で、頂上付近が近づいてくるとナビの案内が『目的地に近づきましたので案内を終了します』と言って終了してしまいます。
そこに棚田はありますが、これは目的地ではありません。
初めて行った時に通ったのがこのルートで、危うく勘違いするところでした。
案内を終了しても、ちゃんと自分で地図を見て『棚田倶楽部』横まで登りましょう。
そうすれば、棚田が見渡せる場所に到着します。
この看板が密集している場所が目印です。
普通に34号線から来るルートを通れば問題なく到着するので、このルートを通らないようにすれば良いのですが、実は目的地によっては通る必要があるんです。それは後ほど。
大山千枚田の駐車場
駐車場は、棚田倶楽部から200mほど手前にあります。
行けばすぐにわかります。
最近は観光バスが何台も駐車しているので、団体に遭遇すると棚田周辺は若干混雑気味になります。
ただ、駐車場が混雑で止めれないという状況には、過去4回ほど行っていますが、まだ遭遇したことがないので、駐車の心配は不要だと思います。
大山千枚田の食事スポット
古民家レストラン・棚田カフェ ごんべい
駐車場から棚田倶楽部に向かう三叉路に入口があります。
古民家を改装し増築したレストラン?です。
いただいたのは
『嶺岡鍋定食 1000円』
肉や魚は一切使ってありません。野菜がメインでめちゃくちゃヘルシーな定食です。
一瞬ガッカリしそうになりましたが、野菜の味がしっかりとしていて、すごく美味しいです。
お米もモチモチしていて甘味があり、『美味しいごはん!』でした。
特に感動したのが、漬け物。
この漬け物は本当に美味しいです。漬け物好きの人にはぜひ食べてみてもらいたいです。
◆『ごんべい』詳細
営業時間:カフェ 9:00~16:00 /ランチ 11:00~14:00
定休日:火曜日
うつわや+カフェ 草so
次に紹介するのが、カフェです。
先ほどの2つ目のアクセス方法で大山千枚田に行くルートを、どうしても通らなければ、行けないお店です。
3~4年前に行った時の写真が見つからないので、文章だけの紹介になります。
『うつわや+カフェ 草so』
カフェとうつわを販売しているショップが併設している、とても雰囲気の良い場所です。
元々東京の青山でお店を出されていて、2010年に鴨川に移ったそうです。
歌手の加藤登紀子さんの娘さん夫婦が営業しています。
この店に行くには、大山千枚田からは1.5kmあるので、大山千枚田の駐車場に止めて歩くのはちょっとキツイですね。
ですが、細い道を通る必要があります。車はすれ違いが出来ません。
運転に自信がない方は、車を88号線にでも置いて行ったほうが良いでしょう。
先日行った時は、営業日ではありませんでした。。。
◆『うつわや+カフェ 草so』詳細
営業日:金・土・日
営業時間:11:30~17:00(ラストオーダー16:00)
住所:千葉県鴨川市平塚1639-1
公式HP:うつわや+カフェ 草so
大山千枚田の鑑賞
稲刈り前に棚田を見ておこうということで、稲刈り前の8月11日山の日に行ってきました。
棚田オーナーが作業している姿もちらほら。
のんびりとした風景で、『ホッ』と癒されます。
ポケモンも出没するらしく、このような看板までありました。リアルマムシが出るようです。気を付けましょう。
見晴らしの良い場所には、天皇陛下がお詠みになった『御製(ぎょせい)』の碑があります。
駐車場の前面道路側には、大山千枚田の由来などについて説明があります。
さいごに
いかがでしたか?大山千枚田は
- 田植え前の水田に水が張られた夕焼け
- 真っ青な空と青々とした田んぼ
など季節によって鑑賞の楽しみが違います。
次は、水が張られた夕焼けの時期に来てみたいですね。