千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館。千葉市内から車で30分もかからずに行ける美術館ですが、こんな近場で『絶景のツツジ』が見れるなんて知りませんでした。
期間限定の一般公開でしか見ることが出来ない『ツツジ』を鑑賞してきましたので早速紹介したいと思います。
DIC川村記念美術館のツツジ公開日
まず、確認が必要なのが『ツツジ山の一般公開日』です。
庭園敷地内からアクセスできるツツジが鑑賞できるエリアは、DIC株式会社の総合研究所の敷地内にあるため普段は立ち入ることが出来ません。
【2016年の一般公開日】
■ 4/16(土)、17(日)、23(土)、24(日)、29(金・祝)30(土)
■ 5/1(日)、3(火・祝)、4(水・祝)、5(木・祝)
※5/2(月)は庭園も含め全館休館
開門時間 9:30-16:30 (美術館側の庭園は17:00まで)
入園料:大学生以上200円 (美術館へご入館の方は無料)
公開日も短く、このタイミングを逃すと、また来年ということになります。
入園料が200円と大変お手頃な上に、キレイに手入れの行き届いた『ツツジ山』は必見です。
『ツツジ山』までのルート
チケットの購入
まず、チケットを購入します。チケットは駐車場前にあるチケット売り場での購入のみになるので、美術館を利用する人もココでチケットを買ってください。
庭園だけの場合は、200円。
美術館も行く場合は美術館の入館料だけ。
一般:1,200円
学生・65歳以上:1,000円
小中学生・高校生:600円
現在開催中の美術展は
『サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-』
国内での本格的な『トゥオンブリー』の写真展は初めてで、特に彫刻は初公開というなんとも贅沢な展覧会です。
会期:2016年4月23日(土)-8月28日(日)
開館時間:午前9時30分-午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)
池を見ながらツツジ山へ
左手に池を見ながら、美術館との間の散策路を進みます。
普段は入れないため鉄柵の扉が設置されています。普段見れない場所に入れるというのも特別感があって良いですよね。
池越しに既に赤々としたツツジが見えます。ちょっと出遅れたため10:00着。三脚持参のおじさんたちがいっぱいでした。
ツツジ山到着
敷地内はそんなに広くないので、入口から歩いてすぐです。ツツジ山の入口で係りの方からマップをもらい、撮影開始です。
キレイに刈られたツツジです。これをどう撮影すると良いのやら。
この日は曇ると言っていたのに、見事に晴れてくれました。コントラストが強くなるので撮影には曇り空が良かったかなあと思いながらシャッターを切ります。
赤いツツジに青々とした葉が映えます。
振り向けば池で白鳥が毛づくろいをしています。
偶然にも人がほとんどいない瞬間。じ~っと人がいなくなる瞬間がないか待ってみて正解でした。
奥に進むと研究施設があります。建物と一緒のツツジも良いですね。
サトザクラギョイコウを初鑑賞
研究施設前には、『サトザクラギョイコウ』という桜もありました。
一般的らしいのですが、初めて見ました。
可愛い桜です。
茶席からもツツジ鑑賞
美術館の日本画展示室奥にある『お茶席』からもツツジ山が鑑賞できます。他にお客さんがいなかったので失礼して窓枠いっぱいで撮影。
抹茶セット
煎茶セット
それぞれ700円。
私も奥さんも抹茶セットにしました。和菓子はそれぞれ違う種類のものが添えられています。
チューリップ
花筏(はないかだ)
さっぱりとした甘さの菓子でした。
DIC川村記念美術館その他の見どころ
程よい広さの庭園内は散策も楽しめます。
藤棚が見えたので近づいてみます。
ここの藤はもう少し見頃が先のようですね。
池越しに見る美術館。お城のような雰囲気ですね。
芝生の広場ではピクニックも楽しめます。入園に200円必要なこともあり、混雑しないで楽しめそうな場所。ここは昼頃になると人が増えてきます。
この広場の柵が設置されている箇所には、昨年はひまわりが咲いていました。
昨年は行った時期が遅くひまわりは枯れてしまっていたので、今年は咲いている時に見に来ようと思っていましたが、もうひまわりはありません。。。残念。
桜メインの広場にしたんですね。
広場前には休憩所もあり、まったり過ごせます。
さらに奥に行くと大賀ハスと睡蓮の池。これからです。写真奥の池が『大賀ハス』で手前が『睡蓮』です。
昨年来たときから少し雰囲気が良くなっています。開放感があるような感じ。
これは『オオデマリ』ですね。
DIC川村記念美術館のレストラン『ベルヴェデーレ』
敷地内を出てすぐの所にレストラン『ベルヴェデーレ』があります。
メニューを見ると美味しそうだったので食べてみることに。
A~Eセットの中から選びます。これに前菜が付いてきます。他に、『トゥオンブリーの記念セット 2000円』があったようですが、限定20食のため終了。
私はEセットの『千葉県産いももち豚ロース肉のロースト カポナータ添え』にしました。
まずは前菜から。それぞれ説明がありましたが、覚えられません。。。
でも、美味しかったです。
脂ののった『いももち豚』と『カポナータ』は普通に美味しくいただけました。
最後はデザート。写真下のピンク色のデザートですが、ホワイトチョコレートの上にソルベが乗っていて、一緒に食べると美味しくてビックリ。もう一度食べたいですね。
まあるいお菓子はイタリアのお菓子。名前は忘れました。。。がちょっと苦手。
レストラン内はこのような雰囲気です。混雑していなければ、奥に案内してもらうとキレイな景色が楽しめますよ。
さいごに
本当は午前中にツツジ鑑賞と美術館に行き、さくっと帰る予定が結局食事もしてしまい、15:00頃まで滞在しました。
天気が良ければ居心地が良い場所です。
敷地周辺の雰囲気も軽井沢っぽくて、わざわざ遠出しなくても近場で自然が堪能できる良い場所だなあとしみじみ思いました。
住所:千葉県佐倉市坂戸631番地
電話:0120-498-130(フリーダイヤル)
京成佐倉駅とJR佐倉駅から無料送迎バスも出ています。時刻表はコチラ