国立西洋美術館で開催中のカラヴァッジョ展に2016年3月6日(日)行ってきました。
その時の混雑状況や鑑賞時の様子について紹介します。
3月1日(火)~6月12日(日)までと開催期間が長いとはいえ、世界初公開の『法悦のマグダラのマリア』も展示されているので混雑覚悟で行った様子をぜひご覧ください。
カラヴァッジョ展の混雑状況リポート
チケット売り場までの混雑状況
上野駅に到着したのが、13時30分。
国立西洋美術館のチケット売り場が混雑しているとイヤなので、JR上野駅の公園口側の改札口を出る手前にあるチケット売り場で事前にチケットを購入しました。
ここのチケットはコンビニと違ってちゃんとしてますね。
国立西洋美術館は上野駅からすぐです。
まず到着して驚きました!
ガラガラ…
チケット売り場もガラガラ…
30分くらいは並ぶ覚悟だったので、肩透かしに合った感じです。
でも良かった~。
エントランス抜けると右手に案内されるので、案内されるまま地下に下りていきます。
ここまでも、すごくスムーズです。
展示室前で音声ガイド(520円)を借りて鑑賞開始です。
展示室内の混雑状況
誰も並んでいなかったはずなのに展示室内は、そこそこ人がいました。
ただ、真剣に鑑賞している人の邪魔にならないように、場所を変えながら鑑賞できる余裕は十分あります。
大昔にイタリアに行った時に、カラヴァッジョの作品も見ているかな?などと思い出しながら鑑賞。
女占い師はなんか記憶にあるような、ないような。私の知識はそんなもんです…
◆展示構成
展示構成が分かり易いので、関連のある作品どうしが鑑賞できるようになっています。
第1章:占い、酒場、音楽(風俗画)
第2章:五感(風俗画)
第3章:静物
第4章:肖像
第5章:光
第6章:斬首
第7章:聖母と聖人の新たな図像
スペシャル・セクション:エッケ・ホモ
とテーマ毎に展示されています。
パンフレットの表紙になっている
- バッカス
- 果物籠を持つ少年
や
- 法悦のマグダラのマリア
なども、ゆっくり近くで鑑賞できました。
【今日から】カラヴァッジョの真筆《法悦のマグダラのマリア》、国立西洋美術館で世界初公開へ https://t.co/0xUyA8tpJt pic.twitter.com/pcOxm8Gru3
— Art Annual online (@ArtAnnualonline) 2016年2月29日
鑑賞時のコツ
鑑賞時にゆっくりと鑑賞できるように、荷物をロッカーに預けましょう。
エントランス入って右手に案内されると、すぐ左手にまずロッカーがあります。ここのロッカーはどこも一杯でした。
案内されるまま、地下に下りていくと展示室に行く手前にロッカーがあり、そこは余裕があります。
100円で預けますが、荷物を取りだしたら100円が戻ってきますので、預けたほうが良いですね。
ただ、音声ガイドを借りる方は、520円×人数分の料金は必要なので財布は持って行くようにします。
はぐれた時に連絡が取れるようにスマホもあったほうが良いですね。
女性は、小さなバックやポーチなどだけ肩にかけて鑑賞されていました。
お土産は、鑑賞終了後にロッカーから荷物を回収してきてからも購入できます。
展示会場限定の商品もあるので、気になる方は公式HPで事前にチェックしておくと良いですよ。
ちなみに私は、ARARE女占い師 を購入
結構小さ目の「あられ」で810円(税込)です。
高っ!
カラヴァッジョ展の空いている時間は?
カラヴァッジョ展は通常
9時30分~17時30分までの鑑賞ですが
金曜日に限り
20時00分(入館は閉館の30分前まで)まで鑑賞
できます。
東京都美術館のモネ展の時と同様、日中に比べてゆったり見れると思います。
参考:東京都美術館モネ展の混雑状況リポート!空いている時間や混雑予想
また、例えば東京都美術館のダリ展の時も、開館30分前に並んで鑑賞しましたが、鑑賞終了後に外に出ると既に1時間待ち…。
やはり土日や祝日は早目の行動が良いですね。
今回は、開催期間が長いこともあって中途半端な時間に行っても混雑していなかったんでしょうね。
グッズを購入して帰る時でも、ガラガラのままでした。
ただ、これから連休やGWがあるので、空いている時間を狙うなら
- 開館前に朝一番で並ぶ
- 金曜日の夜間開館中に鑑賞する
というのがおすすめです。今回は本当に中途半端な時間だったので混雑覚悟で行ったのですが。
カラヴァッジョ展の所要時間は?
ロッカーに荷物を預けた時刻が
13時45分
鑑賞終了しグッズ売り場に着いたのが
15時15分
音声ガイドを聞きながら、ゆっくりと鑑賞して1時間30分かかります。
音声ガイドだけでも約35分あるので、普通に鑑賞すればこれくらい時間がかかりますね。
なかには、カラヴァッジョの作品はゆっくり鑑賞するけれど、カラヴァジェスキの作品はサラッと鑑賞している人もいて、そういった人であれば1時間もあれば鑑賞できてしまうでしょう。
ただ、これは空いている状況での所要時間なので、展覧会最終日に近づくと混雑するのでもっと時間が必要だと思います。
さいごに
いかがでしたか?
今ならゆっくりと鑑賞できますよ。
今回残念だったのが、販売中のワインを購入できなかったこと。買うと怒られてしまうので断念しました。
でも3月25日~28日27日まで、上野「文化の杜」アーツフェスタ・2016春(上野公園 噴水前広場)で期間限定オープンする
『CAFFE CARAVAGGIO(カフェ・カラヴァッジョ)』
で、1杯500円で飲めるらしいので、なんとか行きたいです。
◆3月26日(土)にCAFFE CARAVAGGIOに行ってきました~。
上野アーツフェスタ2016でカラヴァッジョゆかりの地のワインを堪能!
◆下の照明は『カラヴァッジョ』という名前。
Caravaggioとは、そのとてつもない才能を評価されながらも自由奔放な生き様で、不名誉な生涯を終えたイタリアンゴシックの画家のことである。黒を背景に裸身の男が赤い毛布をまとって横たわっている作品。劇的な明暗対比とそこに秘められた精神性。この一枚の絵にインスピレーションを受け、照明「Caravaggio」は生まれました。