旧徳川昭武庭園の概要
これからはいよいよ庭園を紹介します。どちらかというと僕の奥さんは庭園がメイン。通信の大学でランドスケープ学科の学位を取るほどです。。。最近の大人の趣味は、本格的でヤバいですね。

- 国指定名勝:旧徳川昭武庭園
- 面積:14351.48 ㎡
面積は1万4千㎡と広いですが、かつては7万㎡の広さがあったそうです。戸定邸は下総台地の西端に位置する立地を活かして、近景には江戸川が見え、遠景には富士山が望めます。
標高は約25m。といっても江戸川は、高速道路で隠れて見えません。下総台地はチーバくんの鼻先から横顔の範囲で、富士山の火山灰が積もった関東ローム層です。

庭園の南西端からは、高低差がわかるくらい景色が開けています。常磐線が見えますね。

建物内部から見ると、緑の芝生が映えて良いですね。暑い夏の午後に、風が流れる座敷でのんびり過ごす日常に憧れます。蚊が入ってこないのかな。
庭園から戸定邸を見る

庭から建物を見ます。


右側の建物は「使者の間」ですね。使者の間からも庭を眺めることが出来たようです。が四ツ目垣で仕切られています。

その隣には、腰掛があります。

軒の深さもあるので、影が涼しいですね。雨でもOK。
芝生の周囲には巨木も目立ちます。

クスノキの爽やかな緑色の葉が青い空とマッチしていますね。


コウヤマキです。コウヤマキは一属一種で「コウヤマキ科コウヤマキ属コウヤマキ」で別名「ホンマキ」と呼ぶようです。千葉県の県木が「マキ(イヌマキ)」ですが、「マキ」は、「マキ科マキ属イヌマキ」です。

このように、樹木名がわかると良いですね。毎回毎回、どこかの庭園や公園に行くと樹木名がわからず「なんだろうね~」と。調べない人たちです。。。
まとめ
戸定邸の庭園の芝生が広くて解放感があり、キレイな緑色が春らしかったです。自宅にも、これくらの庭の広さがあると、気持ちが良いよね~と話していました。
戸定邸は、見学出来ない場所は、
で、女中部屋や使者の間も見るとことが出来ますし、実際に訪れる前の予習などにも良いと思います。
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