とうとう蚊が活動し始めましたね。バルコニーや庭に面した網戸周辺で見かけるようになりました。網戸をしているからバッチリ!と思っていても、なぜか家の中に蚊がいます。もしかして、網戸から入ってくるの?そんな疑問を感じ調べてみました。
すると我が家では一ヶ所致命的なミスを犯していました。あなたの家も、もしかしたら蚊が自由に入ってこれているのかもしれませんよ!
蚊は網戸から入ってくるって本当?
蚊は網戸から入ってきません!
網戸が破れていたり、メッシュの穴が大きい場合は入ってきますが一般的に取り付けられている網戸のメッシュでは蚊は入れません。
網戸のメッシュと蚊の大きさ
通常の網戸は『18メッシュ』というサイズで、1インチ四方(2.54cm×2.54cmの四角)に縦18個×横18個の網目が出来るように網が張られています。
18メッシュの場合、網目1個のサイズは約1.4mm四方になり、もし蚊の大きさが1.4mmよりも小さい場合は、この網目を通り抜け侵入してくることになります。
でも、蚊の大きさはヤブカ類のヒトスジシマカで2~4mm、イエカ類のアカイエカで4~5mmですから、18メッシュの網戸からは侵入できません。ではどうして蚊が入ってくるのでしょうか?
網戸は右が常識?
網戸をしているのに窓周辺から蚊が入ってくるという場合網戸がサッシの左側に設置してあります。我が家では、リビングの窓は庭に面して3ヶ所あります。そのうちの1ヶ所が網戸が左側に設置してありました。
網戸を左側にするとなぜダメなのかというと、網戸とサッシの間に隙間が出来るからです。サッシは室内側から見て右側が手前で左側が奥になります。写真のピンクの線が網戸です。※4枚ある、引き分け窓は違います。
図のように赤い線のルートを通って蚊が余裕で入ってこれる隙間が出来てしまいます。我が家もこのパターンでした。
写真の真ん中にある縦の白い部分が隙間になります。これだとどんな虫でも入ってこれそうですね(^^;)
右側に網戸を移動すると隙間がなくなります。網戸の戸先側にモヘアという隙間を埋める部材が取り付けられています。もっと小さな隙間もなくしたい場合は防虫ゴムを付けることも出来ます。
それでも、まだ室内に蚊がいます。それはなぜでしょうか?
蚊よけ網戸スプレーは効果ある?
蚊は、夕方の洗濯物を取り込む際などにバルコニーに出た一瞬の隙を狙って人間と一緒に室内に入ります。そこで網戸にスプレーをするか『虫コナーズ』のような商品を付けて虫が網戸に寄ってこないようにします。
網戸に蚊が寄り付かないようにすることは侵入の機会を減らすという意味で効果があります。
我が家では、外壁用のスプレーを購入して外部の窓周りの外壁にもスプレーをします。窓周辺に蚊が寄り付かないようにしています。
その他の蚊の侵入を防ぐには?
ここまで気を付けても蚊は窓からではなく玄関から侵入してきます。玄関の外で人間が帰ってくるのを待ち構えています。そして玄関の扉を開けると同時に一緒に侵入。楽勝なんですね。家族が出入りする回数分侵入のチャンスがあります。
玄関からの蚊の侵入を防ぐ
玄関の場合は、玄関灯や外壁に使える『虫こないアース 玄関灯・外壁に』をスプレーします。とにかく侵入出来る箇所に寄せ付けないようにします。たったこれだけのことでも、効果はあります。
さいごに
寝ている時の耳元での『プ~ン』という音で目覚めることがないように、もう一度網戸チェックを行ってはいかがでしょうか。