インフルフルエンザ予防に手洗いが効果的ですよね。
これはウイルスが付いた手で、口や鼻に手が触れることによる「接触感染」を防ぐた
め。
この記事では
- 厚生労働省
- 東京都
- 宮城県
の手洗い方法を例にしながら、正しい手洗い方法や汚れが残りやすいところについて紹介します。
目次
インフルエンザ予防のための正しい手洗い方法!
厚生労働省の場合
手洗い前の準備
- 爪は短く切っておきましょう
- 時計や指輪は外しておきましょう
手洗いの手順
- 流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
- 手の甲をのばすようにこすります。
- 指先・爪の間を念入りにこすります。
- 指の間を洗います。
- 親指と手のひらをねじり洗いします。
- 手首も忘れずに洗います。
- 石けんで洗い終わったら、十分に水で流し
- 清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
※親指と手のひらをねじり洗いするんですね。
東京都の場合
手洗い前の準備
- 爪は短く切っていますか?
- 時計や指輪をはずしていますか?
汚れが残りやすいところ
- 指先
- 指の間
- 親指の周り
- 手のしわ
手洗いの手順
- 石鹸を泡立て、手のひらをよくこする
- 手の甲をのばすようにこする
- 指先・ツメの間を念入りにこする
- 指の間を洗う
- 親指と手のひらをねじり洗いする
- 手首も忘れずに洗う
- 石鹸を洗い流し
- 清潔なタオルやペーパータオルで拭き取って乾かす
※厚生労働省の手洗い方法と同じですね。ポイントは汚れが残りやすいところを紹介
している点です。
なぜこの洗い方をするのか理解してから洗えますよね。
宮城県の場合
手洗い前の準備
- 手を洗う前には、指輪や腕時計を外しましょう。
- お子さんが手を洗うときは、大人が付き添ってあげましょう。
手洗いの手順
- 石けんをつけ、手のひらを合わせてよく洗います。
- 手の甲を伸ばすように洗います。
- 指先・爪の間をよく洗います。
- 指の間を十分に洗います。
- 親指と手掌をねじり洗いします。
- 手首を洗います。
- 流水でよく手をすすぎます。
- 清潔なタオルで(共用はしません)よく拭きます。
汚れが落ちにくいところ
- 手首
- 親指
- 指の間
- 指の先
- 手のしわ
※洗い方は厚生労働省と東京都と同じですが、爪切りについての言及はありませんでした。
その代わり、お子さんが手をあらうときに、大人が付き添うようにとのこと。
我が家でも、こどもが小さいときは「濡らすだけ」でしかった記憶が。。。
また「タオルの共用はしない」これはポイントですね。
インフルエンザ予防のための正しい手洗い方法のポイント
正しい手洗い方法のポイント
厚生労働省、東京都、宮城県と紹介しましたが、基本は同じでしたね。
汚れが落ちにくいところを洗う
という点が手洗いのポイントになりますよね。
また手洗い後は
- 清潔なタオルで拭く
- ペーパータオルで拭く
- タオルの共用はしない
- 拭いたあとは良く乾かす
ということもポイントでした。
手洗いの時間
どんなに急いでも、洗い始めからすすぎが終わるまで、20秒から30秒はかかる手順で
す。
ちなみに、ノロウィルス対策の手洗い時間について、コチラのHPにまとめてありま
した。
残存ウイルス数と手洗い方法・時間の比較を行っています。
(手洗いなしと比較した場合)
- 手洗いなし:約1,000,000個
- 流水で15秒手洗い:約10,000個
- ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ:数百個
- ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ:数十個
- ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す:約数個
この例を見ると、「ハンドソープ10秒+流水15秒」×2回が
最も効果が高いですね。
2回洗い、日常で行うのはハードルが高そうですが、ウイルスが数個ってすごい効果
です。