広っ!椿山荘『プライムモダンプレミアガーデンスイート キング】宿泊レポ!

椿山荘といえば、椿を始め四季折々で楽しめる庭園が有名です。

「椿山荘」は萩出身の山縣有朋公が命名しましたが、椿山荘を開業した藤田観光創立者の藤田伝三郎翁も萩出身であり、萩市出身の方にはゆかりのある場所です。

そんな椿山荘の庭園を望める93㎡の広さの

プライムモダンプレミアガーデンスイート キング

に宿泊してきましたのでご紹介したいと思います。

椿山荘『プライムモダンプレミアガーデンスイート キング』

プライムモダンプレミアガーデンスイート キング』は

10階のエレベーターホールからすぐの場所。

中に入ると、すごく広いじゃありませんか。

急遽、ホテルに宿泊することになり、空いていた部屋を用意してもらったため、どれくらいの広さの部屋から把握してなかったので尚更です。

扉を開けると、前室がありクローゼットやミニ冷蔵庫などが設置されています。

二人だけなら、ここにベットを置いて寝れるくらいの広さ。。。

そして奥に行くと、メインルームです。

4人がけのテーブルとソファ、1人用チェアなどがあり、2人では椅子が多すぎって感じです。

がしかし、長女夫婦、長男夫婦、次男の5人を呼んで、計7人で夜中まで飲むことにしたので結果として広くて良かったです。

ベッドルームは、キングサイズのベッドが「ドーン!」。

この広さは憧れますね。自宅のベッドもキングサイズにしたい!

バスルームも、この広さです。写真には写っていませんが、右手に扉があり、トイレがあります。

バスタブとシャワーブースが分かれているのも良いですね。

シャンプーなどはロクシタンです。

そして、バスルームを撮り終わりベッドルームへ戻ると、扉枠越しに見るとさらに広さがわかってびっくり。

写真奥の扉は恐らく隣とつながる扉だと思います。箱根の富士屋ホテルに宿泊したときに、同じように扉があり、開放してもらった記憶があります。

鶴はインバウンドのお客さん用ですね。

以前記事にした「ホテルkoe」にも折り鶴がありましたね。

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椿山荘『プライムモダンプレミアガーデンスイート キング』からの景色

ブレブレですが、庭に浮かび上がる「三重塔」です。三重塔を見下ろす経験が出来るとは想像していませんでした。

後ほど紹介しますが、名称は「圓通閣(えんつうかく)」です。

ホテルから西側の景色です。写真右手に見えるのが「バンケット棟」です。

チャペルや披露宴会場があります。椿山荘には「マタニティプラン」があるのが他と違うところです。

その手前に見えるのが空中庭園「SERENITY GARDEN」です。

宿泊したのが2018年9月16日。

2018年7月20日(金)~9月29日(土)は、「SERENITY GARDEN」で

「シャンパンガーデン 2018」が開催されていて

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「モエ・エ・シャンドン」やバロン ド ロスチャイルドなどの4~6種類のシャンパンが飲み放題で堪能できたようです。

朝ちょっと立ち寄ると、「モエ・エ・シャンドン」が置いてあったのは「シャンパンガーデン」だったからなんですね。

椿山荘の庭園を堪能

椿山荘の庭園は都会のオアシスのような存在で、歴史的な史跡も多く、ホテル利用者の憩いの場となっています。

ホテル棟から一番近い庭園入り口から行ってみます。

若冲下絵の羅漢石(らかんせき)

いきなりのお出迎えは「羅漢石(らかんせき)」

伊藤若冲の下絵により五百羅漢の内の20体です。羅漢崇拝はどの宗教にも属しておらず、飢饉や天災などで人々が苦しんでいるときに広まったものだと、盛岡市の報恩寺五百羅漢を観に行ったときに聞いた記憶があります。

若冲といえば、動植物をリアルに表現したり、かわいらしく表現したりして、好きな方も多いと思いますが

この五百羅漢は、リアルではなくかわいらしい表現のように見えますね。

数年前に来た時には、若冲のことに興味がなかったため気づきませんでした。同じ場所でも何度か足を運んでみるものですね。

若冲展の時は大混雑で大変だったようです。奥さんは金曜日の夜に行ったのでセーフ。

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金魚葉椿(きんぎょはつばき)

金魚葉椿(きんぎょはつばき)です。

葉の形が3つや5つに分岐しています。その形が金魚の尾ひれのように見えますね。

「十三重の塔」と「古香井(ここうせい」

写真右奥に鎮座するのが「十三重の塔」で、「古香井(ここうせい」は、写真左手下の井戸です。

「十三重の塔」は織田信長の弟、有楽斎由来のものと伝えられているそうです。

高さは4m76cm。

一層目に四方仏(弥陀・弥勒・釈迦・薬師)が彫刻されています。が、近づけなかったので手前に写っている仏様しか見えません。

「古香井(ここうせい」は、東京の名水に数えられているそうです。

秩父山系からの地下水が湧き出ているそうで、大正12年の関東大震災の時には被災者に開放されたとか。

(ちなみに、東京都環境局が平成15年1月に発表した「東京の名湧水57選」には含まれていません。)

被災時の水の確保は大切ですので、湧水は貴重ですね。

他にも見どころ満載

ご神木でしょうか。太い幹に注連縄がまわされた樹木があります。

恵比寿様です。

犬四手。幹の立体感が特徴的ですね。

カバノキ科の落葉高木で高いもので15mほどにもなるとか。

この犬四手も高さがありますね。

陰影のある涼しげな園路です。少し登っていきます。

萩市長の記念植樹があります。

こちらは、椿山の説明ですね。

早稲田の田園や富士山を望むことができた高台だったんですね。

真っ赤な鳥居が特徴の白玉稲荷神社

椿山荘の守護神様です。

大正13年に下鴨神社に会った社殿を譲り受けて移築とあります。社殿の建て替えなどのタイミングで移築が可能になるのでしょうか。

三重塔の目の前が、キレイに刈られた芝生で、景色が開けて気持ち良いです。

おっ!ここには布袋様ですね。

「圓通閣(えんつうかく)」椿山荘三重塔

三重塔の正面に進みます。

さらに目の前まで。

2011年に大規模改修を行い、新たに聖観世音菩薩を奉安とあります。それまでは、三重塔だけだったのでしょうか。

午前7時から午後5時まで御開帳していますので、その時間に行くことをおすすめします。

ちょっとチェックアウトの時間が近づいたので急ぎます。

竹の手すりを竹で固定していますね。こういったメンテナンスは大変そうです。

急ぐって言っているそばから、立ち止まって撮影です。

福禄寿様です。幸せそうなお顔ですね。

三春滝桜???

9月なので桜は咲いていませんが、三春滝桜がありました。驚きです。

ちなみに日本の三大巨桜は、三春滝桜、淡墨桜、山高神代桜ですが

福島県:三春滝桜

岐阜県:淡墨(うすずみ)桜

山梨県:山高神代桜

※写真ありませんでした。ネットからどうぞ。

その一つが、三春滝桜の子孫樹といえ、都内で鑑賞できるところがあるんですね。

「2015年11月に藤田観光株式会社創立60周年記念植樹」と記載があります。

蝶が舞ってきました。逃げないので1枚。

チャペルですね。式を挙げている最中にこの窓越しに滝が落ちるのを見ることが出来ます。

朝は式を挙げていないので、滝が落ちていませんでした。残念。

さいごに

今回は、流れで椿山荘に宿泊することになりましたが、宿泊した部屋でもお人数で楽しむことができましたし、庭園ものんびり?と堪能できました。

椿山荘はウエディング関係のお客さんが多く、庭のあちこちに撮影スポットがあり、幸せそうな雰囲気が漂っていますので、ぜひ宿泊してみることをおすすめします。

また、椿といえば、先日鑑賞してきた、レディーガガのヒールレスシューズで有名な『舘鼻則孝』さんの作品

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現代美術家の舘鼻則孝(Noritaka Tatehana)氏が 「NORITAKA TATEHANA RETHINK―舘…

で紹介している真鍮の椿も素敵です。

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