成田山の薪能。
今年は蝋燭能となり光輪閣で行われました。
14時からの整理券配布状況から
蝋燭能までの様子をまとめました。
また、整理券受け取り後から
開場までの時間を利用して
うなぎの川豊で堪能したうなぎ
成田山参道の様子やお土産を紹介します。
成田山蝋燭能の感想【第38回奉納梅若】
成田山の蝋燭能を鑑賞するために成田山まで行きました。
車で行くか電車で行くか迷いましたが
生憎の空模様でしたので混雑覚悟で車にしました。
駐車場について
しかし、成田山新勝寺に一番近い
弘恵会駐車場を利用しましたが
割と空いていました。
駐車料金は800円。
お能が終了する時間になっても
退出は問題なくできるとのこと。
整理券配布~入場まで
整理券配布時間が14時でしたので
13時45分には光輪閣前に到着。
既に40人以上の方が整理券の配布待ちをしていました。
14時になると順番に受付開始。
整理券の受領(人数分を代表者が受領してもOK)と
チケットの交換&チケット代金の支払いを済ませます。

開場10分前の16時50分に光輪閣前に集合とのこと。
時間になると整理券の1~50番、51番~100番と順番に
2列で整列して、順番に会場の光輪の間に向かいます。
ちなみに整理券は300番まで配られたようです。
EVで4階まで移動し、再度整理券の順番で整列し
入場しますので、慌てなくても大丈夫でした。
入場後は、好きな席を選べますが
前の席は、招待席や三越のツアー席、団体席などに
割り当てられていますので、良い場所で鑑賞したい方は
早い番号で整理券を入手して下さい。
光輪の間の様子
開演後の撮影は禁止とのことでしたが
開演前もダメという係りの人と
開演前はOKという係りの人がいました。
どっち?

舞台は笛柱、ワキ柱、目付柱、シテ柱の位置に
蝋燭が配置されています。
開演後はステージ上部の照明と
蝋燭の灯りだけ。
とはいえ、薪能のような幻想的な雰囲気はなく
少し残念に感じました。
蝋燭能の『幽玄を一層濃く感じさせるような効果』
も期待しましたが、ステージ上の照明が。。。
狂言とお能の感想
まず狂言の『磁石』
人間国宝の山本東次郎さん、素晴らしかったです。
軽やかな身のこなし、人を惹きつける仕草など
素人の私が見てもスゴイ!というのがわかりますね。
野村萬さん野村万作さん同様に
無駄な力みが一切感じられない動きや
醸し出される雰囲気は
人間国宝に共通することなのでしょうか。
次にお能の『碇引』
人間国宝の梅若玄祥さんがなかなか登場しないので
大鼓の亀井広忠さんの演奏を見ていました。
切れがありますね~。
ストーリーは全く頭に入らないまま
いよいよクライマックスになり
梅若玄祥さんが登場!
成田山新勝寺に現存する不動明王の面をつけての演能です。
一番盛り上がるところですね。
不動明王の面と能装束が見事にマッチしていて
迫力がありました。

蝋燭能終了後
蝋燭能は20時30分に終了しました。
終了後は、山門前の門前広場から
無料送迎バスが出ていました。


成田山参道のうなぎの川豊を堪能
整理券受領後から開場までの間に
うなぎの川豊でうなぎを堪能してきました。

前日に電話で予約が出来るか確認したところ
予約できないとのこと。
もし仮に待ったとしても20分程度とのことでしたので
行列が出来ていても待つことにしていました。
しかし、午前中に雨だったせいか
参道に人が少なくて
川豊に並ぶことなく入ることが出来ました。
(天気が良いと混雑するみたいですね。)
事前にレジでチケットを購入します。

食べたのは上うな重ときも吸い、骨煎餅です。
車で来ていなければビールが飲みたかったですが我慢。

ふっくらしていて身の厚いうなぎで
満足満足。


行列こそ出来ていませんでしたが
お客さんは入れ替わりで次々と来ていました。
成田山で買ったお土産♪
川豊でうなぎを堪能した後は
時間があるので参道をぶらぶら。
人が少ないので気ままに楽しめます。



セブンイレブンや駐車場の看板が無彩色です。


杉養蜂園のはちみつ入りソフトクリームが美味しい。

ヤツメウナギのキモの油が目の乾きや疲れが良いというので一番小さい缶を1000円で購入。
ビタミンAが豊富とのことです。PCで仕事をしているのでついつい惹かれてしまいました。

林田のおせんべいもお土産に。

こんなに大きなせんべいもありました。
林田のおせんべいは通販でも購入できますよ。
さいごに
平成28年6月まで、額堂は土台の耐震工事のため
平成28年も今年同様に光輪閣で蝋燭能が行われるそうです。
開催日は平成28年5月14日。
平成29年からは薪能に戻るのでしょうから
成田山の蝋燭能をご覧になりたい方は
来年が最後の機会になるかもしれません。