インスタグラムで撮影したい景勝地【神割崎】のアクセス方法と駐車場情報!

昨年からインスタグラムで話題の『濃溝の滝』(千葉県君津市)に引き続き、同じように気になる景勝地『神割崎』に行ってきました。

神割崎は、宮城県の南三陸町にある『神割崎キャンプ場』に隣接したスポットで、2つに割れた岩の間から荒波が押し寄せる様子が見所で、個人的にはすごく行ってみたい場所でした。

きっと『神割崎』も混雑しているんだろうなあと思いながら行ってきた時の様子を交えて紹介したいと思います。

きっと?撮影に行きたくなると思いますよ!

インスタグラムで撮影したい神割崎

神割崎の由来

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まずは『神割崎』の由来から紹介したいと思います。現地看板に紹介されていました。

口伝によると、宝暦年間(1751~1763)の昔、横沼の浜辺に大きい鯨が弱り果ててよってきたそうだ。

浜人たちは天のお授けとばかり、大いに喜び鯨をわけようとしたが、場所は十三浜村小瀧(現石巻市北上町十三浜)と戸倉村寺浜(現南三陸町戸倉)の浜辺、常日頃仲良く暮らしてきた両地区だが、欲のため義理人情も忘れ、互いに「この場所は自分たちの村内」と言い張り、一歩も譲らず、鯨を目の前にして三日三晩も争ったそうだ。

ついに奉行に訴えたが、さすがに時の奉行(登米奉行)も、にわかのことで裁きかねてしまった。

すると不思議や三晩目の夜、ものすごい雷雨と同時に横沼の浜方面に落雷があった。

翌朝、浜の人たちが横沼の浜に行ってみると、不思議や一夜にして横沼の岩が一文字に裂け、磯の境界を示す型となったそうだ。

両浜の浜人たちはその神秘に驚き、「是れ正しき神業」と信じ、争いをやめ、鯨も両浜で仲良く分け合い、その割れ目を両村の境界と決めたそうだ。

【北上町史より】

岩の裂け目を見るには?

岩が裂けた所を見るためには、海辺まで降りて行く必要があります。

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看板左側に階段があります。

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階段は案外急こう配のため、高い所が苦手な方は、気を付けてください。

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階段を下りる途中で左手を見ると岩の裂け目が見えます。

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しばらく降りていくと踊り場状の場所がありました。そこに設置されていたのが『地盤沈下のため波に注意してください』という看板。

注意が必要な場所なんですね。

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雨だと足場が悪いため慎重に降りなければいけません。長靴も必要ですね。

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降りてきた階段を見上げた様子です。

岩の裂け目周辺

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波の勢いが強いと、すぐ足元まで波が来ます。

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右手を見るとゴツい岩・岩・岩。

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波が荒れていると、長居するには怖い場所ですね。

快晴の時の神割崎の様子

快晴の時も波は穏やかですよね。「ザッパーン」という波を見たい時は、荒れている時を狙うしかなさそうです。

日の出が現れた時の神割崎の様子

割れた岩間からは、2月中旬と10月下旬には日の出が現れるそうです。

神秘的ですね~。ぜひ見てみたいです。来年チャレンジですね。

また、(社)日本の松の緑を守る会選定の『白砂青松100選』にも選ばれている景勝地です。

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実際には白砂は確認できませんでしたが、透き通った海はとても綺麗でした。

神割崎のアクセス方法

目指す場所は『神割崎キャンプ場』です。すると神割崎の案内坂もあるためすぐにわかります。

神割崎までは、車で行くのがベストです。

電車だと石巻線の「前谷地」から気仙沼線・大船渡線BRT(バス高速輸送輸送システム)で「陸前戸倉駅」。そこから約10kmをタクシーに乗ることになるため大変です。

〒986-0781 宮城県本吉郡南三陸町戸倉字寺浜81-23
TEL:0226-46-9221

この住所はキャンプ場ですが、岩の裂け目が見れるのはココから南に400mのところです。

車の場合には、途中高盛土道路工事を行っているので、う回路を通行しなければならず、ナビ通りに進めません。なんとなく目的地方面に続いている道路を通行していけば到着できます。

私たちも、ナビに存在しない道路が開通していたため道を間違えましたが、大丈夫でした(^^;)

神割崎の駐車場情報

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駐車場は3箇所用意されていました。

看板が設置されている場所と、道路を挟んで反対外に見える丘状の上が左右共に駐車場になっています。

3箇所全ての駐車場を合わせて止まっている車は自分たちの車1台だけ!

ちょっと拍子抜けしましたが、雨天だったのと日の出が岩間から見える時期ではないため、混雑しなかったんでしょうね。

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駐車場の近くには、トイレも設置されています。

さいごに

いかがでしたか?

岩間から覗く朝日は2月中旬と10月下旬ということですが、快晴でも曇りでも、いつ行っても必見の景勝地だなと思えるスポットだと思いました。

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