ママチェリの前輪のチューブ交換を自転車屋にお願いして、高い金額を支払った経験ありませんか?
子供に店舗に行かせるとチューブ交換だけのつもりがタイヤも交換させられたり。。。
そんな経験もあって、最近は全てセルフで交換しています。前輪のチューブ交換であれば簡単に安くできますよ。
記事の最後に、チューブ交換の料金比較も掲載しておきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ママチャリ前輪のチューブ交換方法
作業する広さは、マンションの玄関ポーチに自転車が2台ほどおけるスペースがあれば出来ます。
使う道具
チューブ交換に使う道具です。
①パンク修理セット
パンク修理セットの中にあるタイヤレバーを使います。
赤・青・黄色の3色に分かれていますが、なぜ色分けされているのかは不明。。。
②モンキーレンチ
ホイールを本体から外す際に使用します。
チューブ交換であれば、これだけの道具で問題ありません。
タイヤの取り外し
初めはパンク修理のつもりでチューブを取り出しました。
なので、ホイールはまだ車体から外していません。
タイヤスタンドがないので、自転車をひっくり返します。
空気を抜いてバルブやナットを全て外します。
タイヤの両側を指でしぼってリムの溝に落とします。
タイヤレバーの1本目を差し込んでリムからタイヤをはがします。
タイヤレバーの切込みをスポークにかけます。
2本目のタイヤレバーも同様にかけます。10cm程度離れた位置が良いようですが、ちょっと離しすぎましたね(^^;)
タイヤレバーの間のタイヤが外れます。
3本目のレバーも同様の作業をすると『パカッ』と外れるので、タイヤとリムの間に指を入れてリムに沿って回すとタイヤが外れます。
チューブを取り外す
チューブを外すのは、バルブから一番離れた位置から開始します。
タイヤとリムの隙間から引き出すように取り出します。
最後にバルブをホイールリムから取り外します。
チューブのサイズ確認。
同じサイズのチューブを用意します。
パンク修理のつもりでチューブを取りだしたら、バルブの箇所のチューブが変形していたため、チューブ交換に切り替えました。
ホイールを取り外す
外す前に写真で位置関係の記録をしておきます。順番を忘れると大変なので。
- ナット
- ワッシャー
- カゴステー
- 泥除けステー
- スポーク
の順です。作業中に写真を撮影しておいて良かったと思いました。
ナットはモンキーレンチで外します。本当は道具を揃えれば良いのでしょうが、たまにしか使わないので。
反時計周り(左回り)に回すと外れます。
チューブを入れる
新しいチューブに一度空気を入れて形を整えておくと作業がしやすいです。
その後、ナットやバルブを全て取り外します。
バルブ穴にチューブの口金を入れます。
バルブが納まったら順にチューブをリムとタイヤの間から入れていきます。
タイヤのはめ込み
チューブが納まったらリムにタイヤをはめ込んでいきます。
チューブに噛みこまないように注意してください。
残りが少なるにつれて入れにくくなります。
最後はタイヤレーバーをかけて、テコの原理で入れ込みます。
最後は強めにレバーを上げないと入りませんので、失敗した時のことを考えて軍手をしておく良いです。
空気を入れる
ホイールを取り付ける前に、タイヤに空気を入れて調整をします。
チューブがタイヤとホイールの間に挟まれないように、バルブを押し込みます。『ぐいぐい』という感じ。
その後、ナットやバルブを戻していきます。
ナットを戻し切る前に空気を入れます。異常がないか様子を見ながら入れます。
空気を入れ終わったら、ナットを最後まで締めます。
キャップをはめ忘れないようにしましょう。
ホイールの取り付け
ホイールを取り付けます。
外す時に記録した通りに戻していきます。
- フォーク
- 泥除けステー
- カゴステー
- ワッシャー
- ナット
の順ですね。
よく見るとホイールにギザギザの羽根がついた金物が見えます。これも左右どちら側だったのか確認をしておきましょう。
ナットの向きが逆ですね(^^;)
しっかりと時計周りにナットを回して締めます。ナットがボロボロなのはモンキーレンチでナットを外す時に失敗したため。道具って大切ですね。
最後にハブダイナモのケーブルを差し込んで完了です。暗くなったらライトが点灯する部品ですね。
※最初に外すことを書き忘れてました。タイヤを外す前に端子部分を持って外しておきましょう。
チューブ交換の料金比較
ここからは、前輪のチューブ交換をする際の料金について比較します。
自転車出張修理の料金
地元の自転車出張修理の場合です。
チューブ交換料金
前輪:2200円
肉厚チューブを使用する場合は+200円
参考に
- 後輪:2700円
- 前後同時:4500円
となっています。
電話一本で自宅前まで来てくれて目の前で修理してくれるので、便利ですよ。
自分で修理するのが面倒な時は、出張修理を使う時もありました。
店舗での修理料金
某有名チェーン店です。
チューブ交換:1080円
これは工賃だけなので、部品代は別途負担になります。
1080円+チューブ代金
になります。
この工賃を見ると、前輪も後輪も工賃が同じということになりますね。
工程の数から言うと後輪のほうが多いので、出張修理のように前輪と後輪の費用が違うのが普通だと思いますが。。。
ここは、パンク修理に持ち込むと、タイヤ交換まで話を持っていこうとする店舗ですね。
自分で交換した料金
パンク修理セットが700円ほどで、モンキーレンチは家にありました。
交換用のチューブが700円ほど。なので、一回だけ自分で交換する場合でも修理セットと併せても
1400円
なので安いですね。
道具があればパンク修理もタダに!
パンク修理セットがあれば、パンクも自分で出来ます。
慣れれば本当に簡単に修理が出来てしまうので、1000円程支払って修理してもらうのがバカらしくなります。
出張修理がない場合では、自転車店に自転車を歩いて引いて行かなければいけません。
でも家で修理が出来るので、とりあえず自宅まで引いてくるだけで済みます。
さいごに
自転車って乗る人によって全然パンクの頻度が変わってきます。
上の子は1年に1回ほどで下の子がしょっちゅうパンクさせるので、自分で修理出来ることで、かなりの2万円近くの節約になっています。
ただ、あまりにもパンクの頻度が高いので、一度昔からやっている地元の自転車店に自分で自転車を引かせて、修理してもらいに行きました。
その時に、自転車店のおじいさんが、自転車の乗り方について子供に注意をしてくれたのですが、プロが見るとタイヤの減り具合で乗り方までわかっちゃう見たいですね。
パンクするような乗り方をしていたようです。自分で出来ると節約できますが、もっと大切に乗るように言い聞かせる必要がありますね(-_-;)