運動会のお弁当は、お子さんが楽しみにしているので頑張って準備すると思います。
でも、当日の朝に作り出していてはバタバタしてしまうので、前日に出来ることはしておきたいものです。
そこで、前日の準備はどこまでしておくのが良いかまとめました。
痛まない料理方法や保存方法も紹介しています。
- 普段お弁当をあまり作っていない方
- 料理が苦手な方
は特に基本的なポイントなので確認しておきましょう。
運動会のお弁当で前日にする準備は?
前日準備は加熱の手前まで
運動会のお弁当は当日の朝から準備を始めるとバタバタして間に合わなくなります。
といっても全て前日に準備してしまうと、お弁当が当日腐ってしまい食中毒の原因になります。
当日の朝の手間を省きたいからといって、食中毒の危険をお子さんに与えてはいけません。
そこで大切なのが、痛まない調理方法です。
調理方法といっても特別なことではありません。
気にするのは
前日の調理は加熱する手前の状態まで!
ということ。
たとえば以下のようなメニューだと
◆エビフライ
衣まで付けて冷凍
◆唐揚げ
漬け込み冷蔵
◆牛肉のアスパラ巻き
焼く手前まで作り冷凍
◆白米
タイマー予約(しょうがの千切りを入れて炊く)
などのような状態です。
当日作るには時間がかかり過ぎる物は?
煮物のように朝作ると確実に時間のかかるものは、
完成させておいて翌朝再度火を通す!
必ず火を通します。
前日に完成させて冷凍しておき、当日の朝に冷凍したままお弁当に詰める方もいますが、それはNG。
解凍の過程で急激に雑菌が繁殖するので止めておきます。
販売されている冷凍食品のおかずで冷凍のまま詰められる商品は、無菌状態で冷凍されているので大丈夫なだけです。
お弁当に詰める前に加熱処理をするのがポイントです。
運動会のお弁当が痛まない工夫
前日の調理意外にも、お弁当が痛まない工夫が必要です。
運動会の季節は、日中の気温が高くなります。当日の朝にしっかりと加熱処理してお弁当を詰めるだけではダメな場合も。
朝に準備するとバタバタしてしまうので、必要な物を用意しておいたり、段取りを確認しておきましょう。
お弁当が痛まない工夫として
◆お米はしょうがの千切りを入れて炊く。
梅干しは接触している部分だけなので炊く時に工夫します。
◆腐りやすい食材は使わない。
生野菜、キノコ類、じゃがいも、マヨネーズなど
◆抗菌シートを使う
からし抽出物と書いてあるのも使う。これでもブドウ球菌の繁殖は抑えられないので、シートに頼り切るのはNG。上記方法と併用。また、からしのにおいがキツクて、お弁当ににおいがうつる場合もあるので事前に確認します。
◆加熱処理はしっかりと
電子レンジの場合もしっかりと加熱します。
◆保冷バッグと保冷剤を使用
保冷バッグにお弁当を入れて、お弁当の上下左右に保冷剤を入れます。
◆お弁当を清潔に
日常的に使用している場合は、ゴムパッキンなどに雑菌が付いている場合があるので、取りはずして漂白するなどの殺菌処理をしておきます。
紹介した工夫の中でも、前日にできるものは
- お米にしょうがの千切りセットする
- 食材選び
- 抗菌シートの購入
- 保冷バッグの用意
- 保冷剤の冷凍
- パッキンの漂泊
と加熱意外のことはほとんど済ませられます。
特に保冷剤の冷凍は当日に気づいても遅いので、確実に準備しておきましょう。
まとめ
運動会のお弁当作りは、前日の下ごしらえから当日にお弁当が痛まないようにする工夫まで意外と手間がかかるものです。
すべてはお子さんのため、食中毒予防のためですね。