ランニングの日焼け対策ってどうしてますか?
週に3日とか5日のランニングを続けていると、どうしても紫外線の影響が気になります。
ランニングを始めた頃はあまり気にしていませんでしたが、今頃になって手の甲のキメが粗くなったり、頬の上にシミが目立ち始めました。
「やばっ!」
ということで私が紫外線対策として、ここ1年ほど行っている簡単な方法を紹介したいと思います。
ランニング中の日焼け対策!
昨年までは
「太陽の日差しを浴びたほうが気持ち良いからね!」
などと、むしろ晴れた日は積極的にランニングする状態でした。
1度走り始めると、だいたい60分ほど走ることになります。自宅から公園までジョグで行って帰ってくる時間が15分。アップに5分。合計80分は確実に紫外線の影響を受けます。
- 半袖
- 短パン
- 帽子なし
- サングラスなし
- 首回りはフリー
という状況だったので、アウトですよね。
それじゃあいけないということで、しばらくは、日焼け止めを塗ってランニングをしていましたが、それも面倒なので意識し始めたことがあります。
『ランニングする時刻を変更する』
これは、紫外線が弱くなる時刻を選んで走るということです。
環境省の「紫外線環境保健マニュアル2015」の13ページによると、紫外線は7月は6時前から強くなって、12時をピークに18時に向けて弱くなっていきます。
ですから
- 朝の5時に走るか
- 夜19時以降に走るか
という選択肢にしました。
土日もそうです。で、朝は弱くて走りたくないので夜の21時とか22時とか、遅い時は23時とか、そんな時間に走っています。
紫外線対策には本当に簡単ですよね。
でも女性が夜1人で走るのは危険なので、男性におすすめ!といった感じですね。
ちなみに、環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」(PDF)は
- 紫外線のうそ・ほんと
- 日焼けの種類
- 日本各地の紫外線の現状と特徴
など詳しく解説されているので、結構勉強になります。
日中しかランニングできない場合の紫外線対策
紫外線の影響がない時刻にランニングするのが一番簡単で、紫外線対策用のグッズすら不要なんですが、日中しか走れないという場合の紫外線対策を紹介しておきます。
マラソン大会も日中ですし、ランニングのイベントに参加するときも日中なので、そういった際にも役立ちます。
日焼け止めを塗る
日焼け止めは定番ですね。
まず抑えておきたい知識として、紫外線の種類があります。
◆紫外線の種類について
UV-A波
- 皮膚の奥にある真皮まで到達し、コラーゲンなどにダメージを与える
- たるみやシワの原因になる
- 日焼け止めは『PA値』PA++などで表示されている
UV-B波
- 肌表面しか届かないが赤くヒリヒリしたり水ぶくれを起こすなど急激なダメージを与える
- シミやそばかすの原因になる
- 日焼け止めは『SPF値』SPF35などで表示されている
UV-C波
- オゾン層でカットされて地表には届かない
また
+の数が多ければ多いほど高いUVAの防御効果を示します。そして人の肌がUVBによって影響を受け始めるまでにかかる時間は約20分と言われています。SPFの値は、この時間をどれだけ伸ばせるかという数字。例えばSPFが30なら20分×30=600分、つまり10時間は日焼けを食い止めることができるというわけです。日常使いならPAは+か++、SPFは15~25で十分です。
出典:スキンケア大学
以上をふまえて、日焼け止めは日常用ではなくレジャー用で販売されている
- PA+++
- SPF50
などの商品を使うと良いでしょう。
ただ、スキンケア大学の記事を読みすすめると
紫外線吸収剤は熱を吸収することによって、肌を酸化させてしまうという作用があります。そのため紫外線吸収剤を含んだ製品を長時間とつけていることでシミやシワを招く原因となり得るという訳です。
出典:スキンケア大学
というリスクもあるので使う商品には注意が必要ですね。
肌への刺激が不安な人は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルとオキシベンゾン-3などの紫外線吸収剤ではなく、二酸化チタンや酸化亜鉛などの紫外線散乱剤配合した商品が良いと思います。
キャップをかぶる
紫外線は眼から入るだけでも皮膚を黒くしてしまいます。
キャップをかぶると眼へのばく露が20%減少します。
サングラスをかける
サングラスも眼からの紫外線を防ぐために有効です。
眼へのばく露が90%減少します。UVカット表示は要確認!
ただ視力が弱い私は、普段眼鏡を着けて走っていて、サングラスをかける時はコンタクトレンズにする必要があります。
これが面倒で、最近ではサングラスをかけることをしなくなりました。短い練習時間だけのためにコンタクトを付けたくないですからね。
かといって、度付のサングラスにすると、外した時に見えなくなります。
またトレイルランニングをする時は、周囲が暗い時があるのでサングラスをかけると見えません。こいうい時は、かけないほうが良いですね。
視力が弱いと、いろいろ対策するのも大変なんですよね。
首にタオルを巻く
首周りは、気づくと真っ黒になっていたり、ヒリヒリしたりします。長時間走る場合は、例え日焼け止めを塗っていても汗で取れてしまうため、タオルや手ぬぐいなどを持っておくと良いですね。
ランニングタイツを履く
ランニングタイツは暑くなるので履きたくないですよね。私もCW-X愛用していましたが、今は履きたくないです(^^;)
でも、紫外線対策という意味では、UVカットタイプのタイツは良いと思います。
足首部分に微妙に隙間が出来るので、アンクレットのようなラインが出来るので要注意です^^
アームカバーを着用する
腕の日焼けは気を付けないと時計の形に日焼け跡が出来たり、半袖の中途半端な位置に日焼けラインが出来たりして普段着の時にダサイです。
といっても男性の場合はほとんど気にしていないですよね。
日陰を走る
出来るだけ公園内の樹木が多いルートを走るようにして、日蔭を走るようにします。
日陰は日向に比べて50%も紫外線の放射量が少ないとうことなので、積極的に日陰を利用します。
さいごに
いかがでしたか?
女性なら普段から紫外線対策をしていますが、私のように男性が紫外線対策をしなければと思うと面倒に感じてしまいます。
なんか、都合良く消費させられてる感たっぷりじゃないですか?
なので
走る時刻を日の出前か日没後にする
というのが、紫外線対策としては一番簡単で有効だと考えておすすめしてみました。
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