果実酒の中で人気のある梅酒。
甘い梅酒、すっぱい梅酒など好みはいろいろありますが、初めて作る梅酒は一般的な作り方がおすすめです。
作り始めの時期や注意点がありますので、まずは基本的なことを紹介します。
梅酒の作り方始める時期は?
梅酒には新鮮な梅が必要です。
梅の収穫は6月初旬から開始されます。
梅酒には皮が固くて実がしまっている青梅を使います。ですから購入する青梅は6月の収穫開始から、遅くても6月末までの梅が目安です。
7月になると梅が完熟していますので、果肉が崩れてしまい濁ってしまいます。
通信販売では、事前に購入予約が出来ますので、6月からの収穫と同時に配達してくれます。
梅酒の作り始める時期としては6月中を目安にしておけば良いでしょう。梅
の入手はタイミングが大切です。
梅酒の作り方この方法が簡単!

◆梅酒の材料
- 青梅:1kg(傷のないもの)
- 氷砂糖:500g
- 35度の焼酎:ホワイトリカー1.8L
- 果実酒瓶:4L程度
◆梅酒の作り方
- 青梅を丁寧に水洗いし、ざるに上げます。(傷が付かないように注意)
- 乾いた清潔な布で水分を拭き取ります。
- 竹くしで丁寧にヘタを取り除きます。くぼみの汚れも落とします。
- 瓶を消毒します。(消毒方法は後半に記載)
- 瓶の底に梅を重ならないように並べます。
- 梅の上に氷砂糖を並べます。
- 5と6を繰り返して梅と氷砂糖の層が何層か出来上がります。
- 瓶にホワイトリカーを静かに注ぎます。
- しっかりと密閉し、仕込んだ年月日を記載し冷暗所に保管します。
◆飲み頃
1ヶ月でも飲めると言われていますが、2~3ヶ月頃が飲み頃になります。
1年置くとコクが出てきます。
このタイミングで梅を引き上げます。
私の場合は、飲み終えてしまい1年置けたことがありません。。。
梅酒の作り方は瓶の消毒も重要!
青梅の水分をしっかりと拭き取ることも大切ですが、瓶の消毒もポイントになります。
よく、煮沸消毒や熱湯消毒がすすめられていますが、
- 果実酒瓶はガラス製のものが多く
- 熱湯消毒が出来ない
実際にどうのように消毒しているのか紹介します。
◆瓶の消毒方法
- 瓶を洗剤でキレイに洗います。
- ペーパータオルを敷き、その上に瓶を伏せておき乾かします。
- 中ブタや外フタを洗剤でキレイに洗います。
- キレイに乾かします。
- ペーパータオルに35度以上のアルコールを付けて瓶の中や縁の部分までとフタの溝部分までを丁寧に拭きます。梅を漬けるホワイトリカーで大丈夫です。
果実酒用の瓶として販売されている物には、使用上の注意と消毒の方法も詳しく説明してありますので、そちらも参考に消毒を行って下さい。
ここの手間を省くと、カビが発生!といった最悪の事態になりますのでご注意を。
さいごに
簡単に作れる梅酒、まずは一般的なものから初めてみて、徐々に自分の好みの梅酒が作れるようになっていってください。
ウォッカやラム、ブランデーなどで作るのもおすすめです。
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