目黒駅から徒歩7分の都心にたたずむ東京都庭園美術館に建物公開と内部撮影を目的に行ってきました。
『アール・デコの邸宅美術館 建築をみる2015 + ART DECO COLLECTORS』として2015年7月18日(土)~9月23日(水・祝)まで開催されています。
2015年7月8日に重要文化財になったばかりの美術館の様子を、印象的な照明をメインに紹介します。
それではご覧下さい。
東京都庭園美術館の建物公開はいつまで?
建物公開は2015年9月23日までです。
もちろん、イベントが開催される時には建物を一緒に鑑賞することは出来ますが、作品が展示されていない状態で鑑賞するには、2014年11月22(土)~12月22日(木)に開催された『アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる』や今回のイベントに足を運ぶのがおすすめです。
床、壁、天井、建具、ラジエーターカバー、照明、水栓金物などあらゆる物がデザインされています。何か一つにテーマを決めて鑑賞するのがおもしろい美術館ですね。
例えば
- 壁紙だけ(納まりも勉強になります)
- 建具だけ(丁番も特徴があり楽しめます)
- 天井のデザインや形状
など、見るポイントを絞っても十分楽しめます。
東京都庭園美術館の撮影はいつできる?
東京都庭園美術館の内部は、建物をメインに公開しているイベント時の平日に限り撮影できます。撮影できる場合はHPのイベント詳細に記載があります。
- フラッシュ
- 三脚
- レフ板
- 自撮り棒
の使用は出来ませんので注意して下さい。
今回は撮影が出来るということで美術館に来ているので、バシバシ撮影してきました。
玄関照明
大広間照明
第一応接室照明
次室(つぎのま)オブジェ内照部
大客室照明
大食堂照明
小食堂照明
二階ホール照明
天井設置のガラス照明
照明柱
若宮寝室照明
若宮居間照明
書庫照明
殿下寝室照明
浴室照明
妃殿下寝室照明
妃殿下居間照明
姫宮寝室照明
姫宮居間照明
踊場照明
照明を撮影しているので周辺の方が写ることも少なく、ストレスなく撮影できました。
東京都庭園美術館の混雑状況は?
お盆休み中の2015年8月15日(金)の平日に行きました。到着時刻は10時15分。開館して15分後です。
お盆休み中だから混雑するかな?と思いましたが撮影が出来なくなるくらいの混雑ではありません。
チケット購入や入館に並ぶということもありません。
混雑しそうな姫宮居間(内部に入ることが出来ないため)も居間の入口で1人~2人待ち程度で見ることが出来ます。
土日は撮影が出来ないので行ったことがありませんが、国立美術館や西洋美術館のような数時間待ちといった状況にはならないでしょう。
さいごに
東京都庭園美術館は、庭園に格安で入ることが出来るため、散歩をするには最適な場所です。建物外観であれば庭に入るだけで十分鑑賞ですます。
- 一般100円
- 大学生(専修・各種専門学校含む)80円
- 中・高校生・65歳以上50円
しかも
- 小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
- 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料
- 第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料
です。
こういった庭園が近所にある環境っていいですよね。